2013/04/10(水)docomo datalink は Windows7 64bit版で動作

2017/10/12 5:22 雑多なトピック
以前、こんな内容を記事にしました。
http://www.basekernel.jp/cgi-bin/adiary/adiary.cgi/basekrnl/0520
〔Win7 64bit版動作のアプリケーションなど - (続)Windows7 Professional 64bit版 にしてみた〕

その後、64bit環境用のデバイスドライバが提供されているらしい、ということで、先ほど再度 docomo datalink をインストール・試行動作させてみました。

結局、64bit 環境用のデバイスドライバが携帯電話機種毎に提供されているようです。
予め、該当機種用のものをインストールしておけばいいようです。

FOMA用通信設定ファイル(ドライバ)

ここでダウンロードした .exe ファイルをエクスプローラなどで動作させ、展開されて生成されたフォルダ内の説明ファイル(Readme.txt など)に記載されている手順にしたがってインストール作業を行います。

結果、見事に使用できるようになりました。

2013/04/10(水)Waterfox を導入してみた

2017/10/12 5:21 雑多なトピック
Waterfox とは、Webブラウザとして有名な Firefox の 64bit版 Web ブラウザです。
20130410.png

64bit版Windows なのに、32bitアプリケーションの Firefox に甘んじているのも、何と無く勿体無い感があり・・・・
直接のきっかけではありませんが、韓国のサムスンが Firefox の次期バージョン開発に参入したということもあり、ここはリスク分散(何のだ??)の意味合いも兼ねて、導入してみようと思い立ったわけです。

英語版しかありませんが、Windows 版が以下でダウンロードが可能です。
http://www.waterfoxproject.org/

当然のことながら、64bit版 Windows でないと動作しませんので注意してください。

「英語版しかない」と先に述べましたが、プラグインと若干の設定にて、日本語化することが可能です。以下を参考にしてください。

http://shinjomack.blogspot.jp/2012/04/waterfoxwaterfox.html
〔Waterfox を日本語化しアプリボタンに"Waterfox"と表示させる/そこはかとないBlog〕

Firefox が予めインストールされている場合、ブックマークは自動的に引き継がれます。
PDF 閲覧は別タブ表示されなくなるので、これもプラグインをインストールします。
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/pdfjs/?src=search 〔PDF Viewer〕

「+ Firefox に追加」というボタンが表示されますが、Waterfox 上でも気にせずにこのボタンをクリックすることで、 Waterfox 上にプラグインがインストールできます。

Flush Player、Microsoft Silverlight、Java も 64bit 環境に対応していますので、これらも 64bit対応のインストールさえなされていれば、通常の閲覧には問題なさそうです。

また、Firefox にも 64bit版が開発中(Nightly と称するらしい)のバージョンがありますが、昨年の年末に開発中止が発表されたものの、内部反発ですぐに撤回されるなど、波乱万丈模様です。
Waterfox は、Firefox と酷似していますが、Firefox 64bit版とは別物ですので、混同しないように注意しましょう。

2013/04/02(火)vim 7.3を更新すると何故か文字化けするようになる・・・

2017/10/12 5:19 サーバ運営・管理
vim は、伝統的 unix ライクなスクリーンエディタです。
筆者は、このタイプのスクリーンエディタを20年以上愛用しています。

vim7.3 は多くの機能を「ユーザからのパッチ」で提供するという、一風変わったスタイルで、本日(2013/04/02) 現在で、その数は 875 に及ぶようです。
FreeBSD では、本日(2013/04/02) 現在でパッチ 669 までのものが提供されています。

最近、ports でソフトウェアの更新を図ると、日本語混じりのファイルを編集しようとすると、以下のように文字化けするようになりました。
before vim 7.3-669

先月あたりに発見し、原因が判らずじまいだったが、以下のブログ記事が解決してくれました。

vim で日本語が中途半端に文字化け (solved)
http://lesguillemets.blogspot.jp/2013/03/vim-solved.html

ここに書いてある記述にしたがって、診てみました。
# vim --version
・・・省略・・・
+mouse_xterm -mouse_urxvt -mouse_sgr -multi_byte +multi_lang -mzscheme
・・・省略・・・

赤文字のところに注目。同じように multibyte が何故か無効になっています。
全角文字はマルチバイトでないと対応できませんからね。

こうなれば、対処は暫定ですが簡単です。
ports の vim に以下のように変更を加えます。
# cd /usr/ports/editors/vim
# vi Makefile

(以下赤文字部分を追加)
MAKE_ARGS+= CONF_ARGS="--prefix=$PREFIX --with-tlib=termlib $CSCOPE_ARG --enable-multibyte "

# portupgrade -rf vim-lite-7.3.669

再構築が完了したら、再度確認します。
# vim --version
・・・省略・・・
+mouse_xterm -mouse_urxvt -mouse_sgr +multi_byte +multi_lang -mzscheme
・・・省略・・・


今度は大丈夫そうです。
確認のために、同じファイルを編集してみます。
after vim 7.3-669

おかげさまで修復できました(^^)
ports の不具合なのか? 環境の問題なのか?

2013/03/30(土)Win7 64bit版動作のアプリケーションなど - (続)Windows7 Professional 64bit版 にしてみた

2017/10/12 5:18 雑多なトピック
本日の午後、やっとひととおりの WinXP Pro(SP3,32bit) → Win7 Pro(SP1,64bit) 移行が出来ました。

導入できない周辺機器などありましたので、
参考になる方がいるかどうかわかりませんが、表にしておきます。

繰り返しですが、環境は、Windows7 Professional 64bit版です。
デバイス名などメーカ機能状況
DeskJet 880CHPカラープリンタ○ DeskJet 882C 用ドライバが提供されるが、問 題なし
LP-8200EPSONレーザプリンタ○ 概ね問題なし、初期設定要。
AHA-2910BAdaptecSCSIカード× 提供ドライバな し
GT-5500WINSEPSONスキャナ× 64bit版ドライバなし
GT-6600UEPSONスキャナ△ 強引に 他機種64bit版ドライバで使 用

GT-6600U を Win7Pro 64bit版で使う手法はこちらを参考にしました。
Windows7 64bitでEPSONのスキャナーGT-6600を動かす 〔2代目いちごオーレ〕
ただ、こちらの環境では、連続動作が不安定です。

ソフトウェア名機能動作モード状況 
Thunderbird 最新版MUA32bit◎ 問題なし 
Firefox 最新版Web ブラウザ32bit◎ 問題なし 
Chrome 26.0Web ブラウザ32bit◎ 問題なし 
PuTTY(ICE IV)SSH/Telnet UA64bit○ 概ね使用可※1
FFFTP 1.98gFTP UA32bit◎ 問題なし 
LibreOffice 3.6.5MS Office の代替32bit○ 概ね使用可 
Bsch,LCoV,mbe電子回路CAD32bit○ 問題なし※2
MPLAB IDE 8.90PIC 開発ツール32bit○ 問題なし※3
秋月電子PIC Prog Ver2PICライタ32bit◎ 問題なし 
Pickit2 2.61PICライタ32bit◎ 問題なし※9
CyberLink DVDSuiteDVD Writer32bit◎ 問題なし 
名刺ビルダ 2.9.5名刺作成32bit○ 概ね使用可※5
docomo DataLink携帯電話保存データバックアップ32bit× 使用不能
◎ 問題なし
※6
※10
imode HTML simⅡimode携帯シミュレータ32bit◎ 問題なし 
Tween 1.9.4.0Twitter UA32bit◎ 問題なし 
WinAMP 5.63Media Player32bit◎ 問題なし 
Suzuka 0.81Flush Maker32bit○ 概ね使用可※4
Audacity 2.0.3Audio Editor32bit◎ 問題なし 
GOMPlayerMedia Player32bit◎ 問題なし 
Adobe Reader11PDF Reader32bit◎ 問題なし 
CubePDF 1.0.0rc4PDF Maker64bit◎ 問題なし 
棒読みちゃん音声読み上げ32bit◎ 問題なし 
Paintshop Pro 4.2Jフォトレタッチ32bit× 使用不可※7
Bz Editor 1.78バイナリエディタ32bit○ 問題なし※2
JmEdit2テキストエディタ32bit△ 不安定※8

※1:一部日本語入力項目は文字化け/動作不具合起こします。
   機能そのものは使用できます。
※2:Program Files (x86) 配下に設置の際は、セキュリティ制御に引っかかるため、
   該当フォルダにログインユーザ書き込み権限を与えることで使えます。
   この意味がわからない人は、
   作者の言うとおり、Program Files フォルダ以外に配置をお勧め。
※3:日本語の表示が一部文字化けすることがありますが、機能的には支障ありません。
※4:※2の注意点に加えて、IE用のFlash がインストールされていないと使えません。
   IE10(32bit版向け) でも使用できました。
※5:互換モード WinXP(SP3) で動作します。
※6:インストールは出来るが、携帯電話USB通信ドライバのインストールに失敗して使えない。
   32bit版 Win7 だったら使えるかもしれません。
※7:インストール自体を受け付けません。32bit版 Win7 だったら使えるかもしれません。
   代わりに GIMP 2.6 を入れました。
※8:代わりにサクラエディタを入れました。
※9:Win7 には使えないことになっていますが、
   Pickit2 本体と共に問題なく使用できるようです。
※10:予め、該当携帯電話機種用の64bit対応デバイスドライバをインストールしておくこと
   が必要。

2013/03/29(金)Windows7 Professional 64bit版 にしてみた

2017/10/12 5:16 雑多なトピック
Win7Pro 64bit DSP版 当方の取り先の殆どが Windows において Win7 や Vista を使っていて、加えて最近のソフトウェアの巨大化やメモリ食い傾向などが、業務に支障を来たすレベルなので、仕方なく Win7 を導入したわけです。

脱 Windows 化したいのですが、取引やコミュニケーションに支障があるのと、動向が判らなくなってしまうので、やりたくても困難がまだまだ伴うというところで・・・
特定メーカの特定OSに依存しなければならないような環境は、はっきりいってセキュリティ的にも脆弱で危ないです。しかし、そういう理想が通用しないのが現実。

これは、DSP版といわれる、本来は自作デスクトップPCハードウェアと抱き合わせ販売するためのもので、特定のハードウェアと一緒に使うことを条件に正規版同様扱いとなるものです。

当方では、LANカードと一緒に使うことで購入しました。
価格はおおむね正規版パッケージの半値から6割程度です。

WindowsXP(SP3) から、Windows7 にすることで、
昔から使っていたソフトウェアやハードウェア、周辺機器の一部が使用継続不能になりました。
これが案外多くて、騙し騙しつかっているものもあります。
こういうのがカネ食い虫になる Windows の嫌なところです。

FreeBSD や Linux ならば、こんなことは限りなく無きに近いのですけどね、、
つまり、ハードウェアがぶっ壊れるまで使えます。

2013/02/07(木)旧版 FreeBSD のサポート期限

2017/10/12 5:15 サーバ運営・管理
自分メモということで、、、
20130207.png

FreeBSD 7.x のサポートは今月末、FreeBSD 9.0 のサポートは来月末で終了のようです。
提供の主力は FreeBSD 9系に移行しています。

FreeBSD 7.x/8.x で動作する殆どのソフトウェアは、FreeBSD 9系でもそのまま動作しますが、FreeBSD 9では、ディスクパーティション周りが変更されているので注意が必要です。

こちらでは、FreeBSD 9系に移行する際、HDDパーティションが正しく認識されない現象が起き、起動できない不具合が1台のみで発生しました。

HDDが全て IDE タイプのみか、S-ATA タイプのみで構成されている場合は、問題ないのですが、混在している場合にBIOSとの相性のせいか、この不具合がまれに起きるようです。

2013/01/07(月)FreeBSD 9.1 リリースの正式アナウンス

2017/10/12 5:14 サーバ運営・管理
年末年始のどさくさにまぎれて、12/31 のアナウンスでした。

個人的には、この時期でないと出来ないような色々と収益にならないが環境維持に不可欠な作業があり、全く休めませんでした。。

いつものように適当な意訳を、、間違ってたらコメントを。
元ネタ:FreeBSD 9.1-RELEASE Announcement〔FreeBSD オフィシャルサイト〕

・新たにインテル製の GPU ドライバ (GEM/KMS) をサポートした。
・netmap(4) ユーザ定義可能な高速パケットI/O フレームワーク。
・illumos プロジェクトにより、改良された ZFS システムを提供。
・CAMターゲットレイヤによる、ディスクおよびプロセッサデバイスエミュレーション・サブシステム
・新たに C++ 11 スタックは、LLVM、libc++、libcxxrt を含んでいる。
・このバージョンの Jail は、devfs、nullfs、zfsマウントおよび設定ファイルをサポート。
・POSIX2008の拡張ロケールサポート。Darwin extensions と互換がある。
・oce(4) ドライバは、Emulex OneConnect 10Gbit イーサネットカードを新たにサポート。
・sfxge(4) ドライバは、10Gbit イーサネットカード Solarflare SFC9000 ベースものを新たにサポート。
・Xen Paravirtualize 対応 バックエンドイーサネットドライバを改良。
・hpt27xx(4) ドライバは、 HighPoint RocketRAID 27xx ベースものの SAS 6Gb/s HBA サポート。
・GEOM マルチパス改良。
・GEOM RAID は、ataraid(8) で提供され、デフォルトでソフトウェア RAID が有効。
・カーネルは、AVX FPU 拡張をサポート。
・IPv6ハードウェアに対応する多数の改良。運用サポート負荷軽減が期待される。