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2010年03月04日の記事

2010/03/04(木)抵抗器などのカラーコード

2017/10/12 3:47 電子工作
たまには、電子工作の基礎的な内容を・・・
20100304.jpg

電子工作をしたことのある方々には見覚えのあるものか、と思います。
これを理解していると、ラジオキットなどの組立が楽に、面白くなります。

抵抗器にも色々な大きさや形状のものがありますが、多くは上記の画像のように4本ないし5本のカラーコードが書かれています。
大抵は端に寄っている側から読んでいきます。
端に寄っている側から
・実数部(最初の2本:4本ものの場合、又は3本:5本ものの場合)
・仮数部(10の何乗かを示す)
・許容誤差(実際の抵抗値は表記値よりどの程度の誤差があるかを%単位で示す)

カラーは0から9に特定の色が割り当てられており、以下のようになります。

 実数部仮数部誤差
 (茶)×10±1% 
 (赤)×100±2%
 (橙)×1000
 (黄)×10000
 (緑)×105±0.5%
 (青)×106 
 (紫)×107 
 (灰)×108 
 (白)×109 
 (黒)×1 
 (金)×0.1±5%
 (銀)×0.01±10%


判り難い場合も多々ありますが、その場合は金や銀のカラーコードで無い側から読んでいきます。
上記画像の上の抵抗器の例では、
緑・青・赤・金の順になっていますので、5・6・×100・±5%ということになり、
56×100 ±5% → 5600Ω ±5% → 5.6kΩ±5% ということになります。

また、上記画像の下の抵抗器の例では、
茶・黒・黒・橙・茶の順になっていますので、1・0・0・×1000・±1%ということになり、100×1000Ω ±1% → 100000Ω ±1% → 100kΩ ±1%ということになります。