2006/02/14(火)地元中波局の高調波

2006/02/14 14:23 コラム
全ての送信所から程度の差こそあるものの、 本来の送信周波数の2倍、3倍といった周波数でも放送が聞こえることがあります。
こういうのは高調波(こうちょうは)といいますが、2倍の周波数は第2高調波、3倍の周波数は第3高調波・・・という言い方をします。
当地では、いわゆる大電力中波局が4つあり、それなりに高調波が確認できました。
調査実施時刻は 2/14 13:30-14:00 頃。
AN-1 +ANC-2(長波・中波帯用アンテナカップラー) + ICF-SW7600GR。

本来の周波数・出力 第2高調波 第3高調波 第4高調波
567kHz NHK札幌第一 100kW 1134kHz ○ 1701kHz ○ 2268kHz ×
747kHz NHK札幌第二 500kW 1494kHz ◎ 2241kHz × 2988kHz ×
1287kHz HBC札幌 50kW 2574kHz ○ 3861kHz △ 5148kHz ×
1440kHz STV札幌 50kW 2880kHz × 4320kHz × 5760kHz ×

◎:受信は申し分ない
○:一応明瞭
△:何か言っているのはわかるが、聴くには苦しい
×:受信不可

当地は、これらの送信所から10km~15km ほど西で、東側、南西側、西側は比較的開けている場所です。
送信所からの距離によってかなり違ってくるとおもいますが... ^^;