2008/01/11(金)総務省告示第664号

2008/01/11 23:44 放送一般
何の話かわからないかもしれませんが、
今のところ 2011年7月24日を以って、今のアナログなTV放送が行われなくなり、 そのついでに TV1ch -12ch と TV 53ch - 62ch が無くなるのです。

TV 1ch - 12ch は、VHFなTV放送ですが、周波数割り当ての関係で、TV 1ch - 3ch と、TV 4ch -12ch は別々の連続領域になっています。
つまり、現在アナログなTV放送で使っている周波数帯が空くので、アナログ放送終了後、どんな用途に割り当てしなおすのかを指定する、というのがお役所の告示という訳です。

ここ で告示の履歴が見れます。
今回の告示でどうなるのかチェックしていたのですが、はっきりいってよく判らん.. ^^;

TV 1ch - 3ch は、周波数で言うと 90 - 108MHz に相当し、 「TV放送以外の放送」としか記載が無く、FM放送帯を拡張する形で割り当てる(76-108MHz がFM放送帯になり、多くのFMラジオが対応しているのでさほど問題なし)のが自然な気がするのですが、アホな抗議を警戒してか、具体的に示そうとしません。

TV 10ch - 12ch (205MHz - 222MHz) も「TV放送以外の放送」とありますが、これはたぶん、ディジタルラジオだと思います。現在、東京とか大阪で TV 7ch (176MHz あたり) の周波数帯にて放送しているようなのですが、こっちで放送やってないので、どんなものか判りませんが。。。

TV 53ch - 62ch (710MHz - 770MHz)は、「陸上移動」とあるのですが、これは、携帯電話に割り当てられる可能性が高いです。ですが、ここの周波数帯をどうするかが、水面下で一番揉めています。
この周波数帯の性質上、人間の肉眼で見通せる範囲なら、小さい電力でもなかなか使い勝手がいい周波数帯だからです。