2009/06/09(火)アホなほど広報しないと駄目か?

2009/06/09 18:00 北海道の話題
先ずは、北海道新聞のWeb 記事から・・・

ビザで択捉取材のSTVに抗議 道、道議会

 道と道議会は十五日、日本テレビ系列のモスクワ支局長を務める札幌テレビ放送(STV)の記者がロシアの査証(ビザ)で北方領土択捉島に上陸したことに対し、日本テレビとSTV両社に口頭で再発防止を求めた。

 道の越前雅裕・北方領土対策本部長と道議会の喜多龍一・北方領土対策特別委員長が、道庁でSTVの報道制作局次長らと面会し、「北海道の報道機関として、このような事態が生じないようにしてほしい」と求めた。日本テレビには電話で要請し、同社の外報部長は「重く受け止め、今後の報道に生かしていく」と述べたという。

〔北海道新聞社 2009/05/16 08:02〕

通常、2週間程度で消えるのですが、ここまでアホな記者はそういないのか、1ヶ月近く経過しても残っているようです。
他民放局採用の記者が、他社の外国の支局長勤めるなんていうこともあるようですね。
民間会社では、従業員の人事交換はよくある話なので、珍しいとは思いませんが、、

しかし、口頭注意で再発が防げるとはとても思えませんね。
それよりもSTVは、これを機に北方領土が何故日本固有の領土と主張されるのか、それを特集する特別番組でも一本作ったらいいのです。
それにロシアにはロシアの主張があって、そっちの方が国際的に認知されている様相があります。

戦後処理が終わっていないという現実を物語る重要な問題なのに、北海道民の中でさえ、「単に魚取りたいからだべ?」とのたまわるアホが結構いますね。違うんだけどね。

北緯50度線より南のサハリン(樺太)も、ロシア領と認めるには歴史的経緯から見ると、ちょっと難があるのです。ただ、日本はサハリン(樺太)については主権放棄している立場にあります。

北方領土については、北海道ローカルでは時々報じられるので、ある程度の理解あって然るべきだが、ここ数年はビザ無し交流のことばかりなので、ある種の思考停止状態になってしまったのかもしれません。