2005/01/06(木)やっと、AN-1 を GET!

050105-AN-1-02昨日、仕入れてきました(爆)
札幌のヨドバシカメラで 10,800円。
これに先んじて、AN-LP1 を年末に購入しました。こちらは、直径50cm くらいのループアンテナですが、遠出の時に使えそうです。

さて、AN-1 を使うためには、別売りのDC9V出力のACアダブタを購入しなければなりません。
知らなかったです... orz
ですが、自作のDC電源があるので、これを流用しようかと考えています。
一眠りしたら、このDC電源(一部機械的に破損している..orz)の修理です。

AN-LP1 は短波帯でしか使えませんが、この AN-1 は、長波帯(150kHz) から、短波帯(30MHz) まで、フルに使えます。
ここのところ、札幌の天候は吹雪模様で、新たに30cm くらい雪降りましたが、小康状態であれば、設置作業を行おうと考えています。

2005/01/05(水)ノイズ対策

2005/01/04 24:52 BCL(短波)
050104 昨日、色々整理していたら、未使用のフェライトチョーク(スナップオン・フェライトチョーク、ファライトコア、フェライトビーズなどとも言うようです)が5~6個出てきたので、何とか受信時のノイズ低減対策ができないものか、とやってみました。

対策は、右上の画像で示す要領で行ったのですが、ラジオのACアダブタ電源にこのフェライトチョークを咬ませたところ、結構な効果が出ました。

5MHz 帯~ 12MHz 帯で全滅気味だったのが、だいぶ緩和されました。
近くのパソコン各種ケーブルにも同様の対策(パソコンはかなり強烈なノイズ源です)を行い、いままで受信が困難だった、7190kHz の中国国際放送(北京放送)、7275kHz のKBS国際放送、5920kHz のロシアの声、7580kHz の朝鮮の声などが聞けるレベルになりました^^;

5MHz帯、7MHz帯、9MHz帯の改善が大きいようです。
ところが、いつも受信に使うラジオの近くには、サーバ機器が12台、ルータが1台あります。
これらも大きなノイズ発生源です。

ラインフィルタ付きの電源タップを使っていますので、酷い状況に陥ってはいないようですが、無視できないレベルのノイズが出ているようです。

2005/01/04(火)909kHz、STVラジオ網走局(JOVX)

2005/01/03 24:33 BCL(中波)
今日は、実家から札幌へ戻ってきました。
少し出遅れましたが、今年もよろしくおねがいします。

STV(札幌テレビ放送)は、テレビ放送が先に始まり、AMのラジオ局が後に開局したという、全国的に見ても例が無いんでないか、という放送局です。
札幌の本局は、1962(昭和37)年12月15日にSTVラジオ局が開局し、その後、いくつかの中継局が開局していましたが、何せ広い北海道です。 子供の頃住んでいた網走では、1976(昭和51)年11月18日にようやく、STVラジオ網走局が開局しました。

しかし、この網走局、宗谷岬から知床岬までをカバーすることが求められていました。 単純計算で 500km はあります。

1976(昭和51年)11月18日に開局した時点では、1060kHz、100W。
既にHBC(北海道放送)とNHKが網走にラジオ局を構えていましたが、HBC網走局は 5kW、NHK網走ラジオ局は 10kW で電波を出していました。 なので、STV網走ラジオ局は「聞きにくかった」です。

1978(昭和53年)11月23日あたりに、世界的なラジオ局周波数割り当て変更で、1060 → 1062kHz に周波数変わりましたが、その時点でも100W。 その後、一時期、北海道にいなかったのでよくわかりませんが、昭和から平成に変わる前後に、送信出力の増力が行われたようで、STV網走ラジオ局は、936kHz、1kW になりました。

確かに昔に比べれば改善されましたが、網走から離れれば「聞きにくい」ことには変わりないです。
1992(平成4)年8月1日、HBC(北海道放送)の札幌局が、AMステレオになりました。
STVも追従しようとしたようですが、先ず行ったことが、AMラジオ中継局全体の送信出力増強。
このときにSTVラジオ網走局は、909kHz、5kW になりました。 1996(平成8年)3月上旬頃だったと記憶しています。
同じ年の9月、STVラジオ札幌局もAMステレオになりました。

で、前置きがひじょーに長くなってしまったのですが、今日は、網走から旭川に向かう標高1,000m 級の峠超えをしても、なおSTVラジオの網走局がカーラジオで普通に聞こえるので、 「昔はこんなことなかったよなぁ」 と勝手に感慨にふけっていたのでした。