2007/12/28(金)受信環境ほぼ復旧

2007/12/28 2:29 コラム
12/20 に長波―短波帯アンテナ(AN-1)、
12/26 にVHF/UHF 帯アンテナ を設置し、基本的な受信環境が復旧しました。

20071228

アンテナ設置場所が限られてしまう構造の住宅で、 引込み線が約25m になり、75Ωや 50Ωの同軸ケーブルを使っているとはいえ、やはりノイズレベルが少し上がって、雑音に埋もれて聞きづらくなった放送局もいくつかあります。

149.13MHz で消防無線、7125kHz でロシアの声の英語放送を聴いています。SINPO 55544 です。

2007/12/21(金)引越し後、まだ片付きません・・・ ^^;

2007/12/21 23:41 コラム
20071221  これは数日前の状態で、現在はまだマシな状態です・・
 日常の仕事も、まだまともに再開できていません...orz

 今日(12/21)現在、片付いたのは仕事場だけです。
 今週水曜日あたりから再開するつもりでしたが、遅れに遅れて、やっと明日からという感じです。。

 いくつかの仕事は延期してもらったりしました。
 昨夜はスイッチングハブの冷却ファン故障があり、今夜交換作業しました。7年くらい使用しています。

 数年使っていれば、あちこちヘタレてくるもんですね。輸送の振動ショックが原因と思われる、一時ヘタレがいくつか発生しました。故障まで至らずに挙動不審になった機器類が数時間したら回復したなんてこともいくつか。。。







2007/12/17(月)引越ししました・・

2007/12/17 15:21 コラム
ここ2週間余り、ラジオを聴く暇なんてありませんでした。
家主の家庭の事情で、期限付きの引越しを強要された形で、好きで引越しした訳ではないですが・・・

今回は、
旧家主には、退去に関わる費用などを、
新家主には、入居に関わる諸条件や各種の協力を

それぞれ支援いただき、こういう面が札幌という土地柄であることを再確認しました(^^)
#しかしながら、だんだん希薄になっているのも事実。。

今度の場所は、こんな感じです。

200712171
※画像クリックで少し大きい画像になります。

200712172
※画像クリックで少し大きい画像になります。

まぁ、地元の方なら、この画像見ると、大体判ってしまうような場所ではあるが・・・
ちなみに2枚目の画像にある鉄塔は、NTTの札幌北ビルです。

周囲にあまり高い建物が無く、そばにノイズ源になる電力線が無いので、受信環境は以前の場所よりは良いと思いますが、環境をまだ整備できていません。
年内に出来るかどうか、という感じです。

2007/06/25(月)最近の流行

2007/06/25 20:19 コラム
最近、こんなの流行っているらしく・・・ うそこメーカー
たかはし@札幌の脳内イメージ

確かに当たっていますつーか。実際の環境はまるで逆なんだけど・・・(爆)
能力メーカー
たかはし@札幌の能力
ネーミングの突出度は何の意味が・・・ ^^;.

あと、
たかはし@札幌市 本物の札幌市の人口は5倍近いんだけど・・・ ^^;
たかはし@札幌の今日の確率 [確率占い]" >たかはし@札幌の確率
アクセスの度に変わるんだけど。。

2007/06/02(土)遠距離受信はシーズンオフ・野球とサッカーはシーズンイン

2007/06/02 19:39 コラム
2週間ほど記事を書けないでいました。
ちと、ネタ切れです。PLCネタが1つあるのですが、これは別の機会に。。

北海道移転4年目の日本ハムですが、ここまで今年のセ・パ交流戦で負け試合が1つもありません。
日本ハム移転前は、聴取率が年々下がっていたHBCラジオですが、欠かさず日本ハムの野球中継をやるようになってから、息をふきかえしたようです。

今日は札幌ドームで阪神戦のナイター試合。
交流戦の始まりは 5/22 の巨人戦。今日と明日が阪神戦です。
19:30 現在 7対1で日本ハムが大きくリード。 今日勝てば、交流戦直前のソフトバンク戦と合わせて 10連勝。
ただ、日本ハムは、連勝が続くと連敗が続くというパターンの野球チームだし、まだシーズンは長いので、 どうなるか判らないですね。
去年は11連敗のあと10連勝とかして、連敗と連勝を繰り返しているのだけれど、リーグ優勝したし ^^;

また、北海道には「コンサドーレ札幌」というJ2のサッカーチームがあるのですが、去年から実力が付き始め、今年はこれまでJ2で1位です。こちらもこの先シーズンが長いので、どうなるか判りません。
このまま1位であれば、再度J1昇格になることが出来るんですが。

2007/04/20(金)WRC07

2007/04/20 19:22 コラム
WRC は、ここでは「World Radio Conference」の頭文字であって、モータスポーツの大会のことではありません :-)
定期的に開催されるこの無線通信関係の国際会議ですが、今回は、主に

・短波帯の 4MHz 帯~ 10MHz 帯の割り当てをどうやり直す? (5MHz帯、7MHz 帯アマチュア無線の割り当て拡大も含めて)
・第4世代携帯電話どうする?(ちなみに FOMA や 3G というものが第3世代携帯電話)
・長波帯(135kHz 付近らしい) にアマチュア無線用に周波数割り当てるのどうする?

といったところが議題らしいです。
情報が断片的すぎて概要が掴めませんが・・・

5MHz帯・7MHz帯 アマチュア無線の周波数割り当て拡大は、実現を前提とすると、かなり難航しそうです。
HFCC なんかは、混雑軽減の為には、放送バンドの帯域は 350kHz は必要、とかいう持論を展開して、暗にこの動きを牽制している?という感じです。

* WRC-07 Agenda Item 1.13 - Revised HF Broadcasting Statistics (英文・HFCCの 'Projects/Links' から)を 斜め読みしたところでは、そう読めました。

WRC07 は、来る 10月15日~11月9日の期間、スイスのジュネーブで開催されるらしいです。

2007/03/25(日)無くなるものと始まるもの

2007/03/25 17:02 コラム
先ずは無くなるもの(終了するもの)から・・・
・KTWR 日本語放送―既にいくつかのブログなどで取り上げられています。
・短波放送 B06 スケジュール
・@nifty のフォーラムとサークル ← NiftyServe の時代はかなりお世話になったんだけどね(笑)
・NTT のポケットベル(ゼネカバ管理人さんが記事にしていました)

次は始まるものから・・・
・しおかぜの国内送信所稼動開始(明日 3/26 から)〔特定失踪者問題調査会
 AM 05:30 - 06:00 6045kHz  ← たぶんこっちが国内からの送信
 PM 10:00 - 10:30 9950kHz

・短波放送 A07 スケジュール(3/25 から)―欧州の夏時間切り替えに伴います。
・統一地方選挙―札幌では、知事選、道議選、市長選、市議選とあります(4/8 に決着つきます)
・新潟市と浜松市が政令指定都市に
・北海道内のバス会社夏ダイヤ改正(4/1 から)―北海道では大半のバス会社で年2回ダイヤ改正あります。
・JR北海道の DMV 試験運行開始(4/14 から)

今年の4月は、あちこちで、いろいろあるようです。
※記事が途中になっていました...orz

2007/03/12(月)謎の多いスポラディックE層(Eスポ)

2007/03/12 17:48 コラム
電離層が電波を反射する最高周波数は、電離層自体の電子密度に比例します。
電子密度が高いほどより高い周波数まで反射します。
電子密度は D層 < E層 < F層 の順で高くなります。上空であるほど、太陽からの紫外線などが強いので、それだけ電離が発生しやすいわけです。

「スポラディック」は英語で「突発的」という意味があるらしいです。 我々のような日頃から遠距離受信とか、遠距離交信とかを試みている者たちは、「Eスポ」で通用します。
この電離層は、普段は存在していなく、短波よりも周波数が高いVHF帯の電波まで反射するような電子密度が極度に高い領域が局地的に雲のように発生することが知られています。
このEスポですが、純粋な自然現象です。

日本ではFM放送(特に 88MHz より上)や、テレビジョンの ch1-ch3 に受信障害を引き起こす厄介者扱いですが、我々にとっては、普段出来ないことが出来る絶好のチャンスなのです(笑)
Eスポが発生すると、21MHz あたりから 150MHz あたりの短波の高い周波数帯から VHF帯にかけて、国内や近隣諸国の遠距離通信のコンディションが飛躍的に向上します。普段は決して受信すら出来ない近隣諸国のFM放送やTV放送なども一時的に受信できるようになります。

20070312

Eスポは、こんな感じで局所的に雲のような感じで出現するので、影響範囲は通常、限定的です。

先日、電離層 の説明を Wikipedia で見ると、Eスポの発生には地域的な偏りがあり、特に日本付近が頻発しているとありました。
#知らなかった (^^;

活火山帯や地震多発地帯との因果関係でもあるのでしょうか。

ちなみに、地上ディジタルTVでは、現在の VHF帯 TV チャンネル (ch1 - ch12) は無くなります。
残るのは ch13 ~ ch52。 VHF 帯のTVチャンネル撤収は世界的な動きのようです。
これは、明らかにVHF帯のEスポによる受信障害を回避するためですね。
つまらないなぁ(ばき☆)

2007/03/11(日)何でA層・B層・C層は無い?

2007/03/11 15:56 コラム
前回の記事 で「明日に続く」としましたが、3日経過してしまいましたorz

だいぶまえの記事 でもネタにしたのですが、地球の上空はこんな感じで電離層があります:
20070311

D層から始まっています。
下からA層・B層・C層としてもいいはずですが、これには一応、歴史があるようです :-)

電離層の存在を実験で証明したのは、イギリスの学者で「エドワード・アップルトン」なる人物で、1924年の事。
このときに、電離層の理論の説明をする過程で「E=」という式が沢山でてきたので、E層と名づけられたというのが実際のところのようです。1926年には、同じ人がF層の存在を確認しています。当時は「アップルトン層」と言われていたらしいです。Eの次(上層)だからFという訳でしょうか。この人物は、1947年にノーベル物理学賞を受賞したようです。日本人初のノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹博士は、1949年の受賞。

ちなみにD層は、1931年同じく、アップルトンによって存在が認められたようです。
E層の下だからD層。
つまり、電離層が発見されてから、まだ100年経っていません。
ということで、最初からA層・B層・C層は無いのです :0)

σ(^^) なんぞは、対流圏をA層、成層圏をB層、その上の中間層をC層というのかと思っていたのですが、全く関係無かったようです。
ちなみに、電離層にA層・B層・C層が無い理由を答えられる人もそういません。

ところで、電離層は太陽光線の産物だということが判ると、電離層の挙動もそういう目で見ることが出来るようになります。
「電離」には、材料となる紫外線などの太陽光線と、窒素や酸素といった気体が必要です。
地表に近づくほど紫外線などは弱くなりますので、「電離」は起きにくくなります。

電離層のうち、D層は昼間だけ存在する電離層です。長波帯の電波を反射し、中波帯の電波は吸収し、短波帯以上の電波は突き抜けます。地表に近い分、「電離」の勢いは弱いので、電離の起きない夜間は消滅しても不思議な話ではないことがわかります。

※このネタは調子に乗って次回に続きます :-)

2007/03/08(木)電離層って何よ?

2007/03/08 15:13 コラム
我々のような日頃から遠距離受信とか、遠距離交信とかを試みている者たちには、「電離層」という言葉を知らない人は殆ど皆無に近いでしょう。
しかし、「電離層って何?」と、この道のビギナーや素人から聞かれたら、きちんと即答できるでしょうか?^^;

現代は便利な世の中で、こんな説明がすぐ出てきます
電離層 〔Wikipedia〕

しかしながら、この説明を理解できる人間が、ビギナーや素人にどれだけいるのかは、疑問です。
我々のような人間には必要充分ですが・・・

そもそも「電離」って何よ?から始まると思います。 この世の全ての物質は、分子構造の集合体であり、分子のひとつひとつは幾つかの種類の原子が組み合わさって出来ていて、水分子は、水素原子2つと酸素原子1つの組み合わせで出来ており、原子は陽子と中性子、電子で成り立っていることは、高校生以上であれば何となく知っていると思います。

さて、これらの原子に紫外線やX線(レントゲン撮影でお馴染みのやつ)、γ(ガンマ)線などの光が当たると、不思議なことに、一部または全ての電子が浴びた光のエネルギーの影響で、その原子の元を強制的に電子が引き離されてしまう現象がおきます。これが「電離」。
目には見えませんので、想像してもらうしかありません :-)

Prazma

地球の上空 80km - 500km 付近で、この現象が起きている層が複数存在し、それらを「電離層」と言います。
「電離」は太陽からの光が当たっていないと起きない現象です。 太陽の光が当たっていると、強制的に引き離された電子の数が必然的に多くなります。単位容積あたりの電離で引き離された電子の数を「電子密度」といいますが、昼間は「電離」が発生し続けるので、電子密度がどんどん高くなっていきます。

従って、太陽の光が当たっていない夜間は、電離された原子は徐々に元の状態に戻ります。そのため、電子密度は低くなります。 この電子密度は、電波の伝わり方に大きな影響を与えます。

※このネタはここで終わると中途半端なので明日に続きます ^^;;