2007/09/03(月)気象無線模写通報2題

2007/09/03 3:28 SWL
最近、アクティビリティを上げられず、更新が8/15 以来になってしまいました。。
昨日、夕方になりますが、久々にJMH(短波帯の気象無線模写通報)を受信してみました。
例によって,
Mmsstvstartup

のようなポップアップが出ますが、受信だけの場合は「キャンセル」をクリックすればよいです。

SSTV はアマチュア無線バンド内で行われますが、その際は、以下の周波数が SSTV の通信周波数として使われます。

以下の周波数で待ち構えているといいでしょう:
3.5MHz 帯 = 3528kHz
7MHz 帯 = 7033kHz
14MHz 帯 = 14230kHz(DX)、14280kHz ±6kHz (国内交信用)
18MHz 帯 = 18160kHz
21MHz 帯 = 21340kHz
24MHz 帯 = 24980kHz
28MHz 帯 = 28680kHz
50MHz 帯 = 50.3MHz
144MHz 帯 = 145.08MHz
430MHz 帯 = 430.45MHz

SSTV は、1200Hz が水平同期の信号、1500Hz ~ 2300Hz の領域が映像情報本体なので、画面右上の周波数スペクトルが以下のような感じになるように受信機側の微調整など行うと良いでしょう。

1200Hz の同期信号は、多少ずれててもソフトウェアが自動追従してくれるので、シビアにする必要性もありません。
(局によって、ちょっとずつずれていたりします)

2007/06/29(金)ふるさとはなれて・・・(27005kHz)

2007/06/29 14:41 SWL
外国のFM局は当ロケーションでは取れませんが、今日もEスポは発生しているようです。
AM 3:20 頃におもむろに 27005kHz を聴取してみると、弱く聞こえています。

「こんな早朝からやってるわけ?」という驚きと、 「夜明け前でもEスポは発生しているのね」という驚きが交錯したのでした。
#この時期の札幌付近では、AM 3:20 頃になると、空が明るくなってきます。
#もう数日、日の出時刻が AM 4:00 より早いという日が続きます。

昼間になって 13:00 頃は雑音だけでしたが、14:00 過ぎると、
「ふるさとはなれて 北関東 栃木県」と、
「ふるさとはなれて 東京」 が取れました ^^;

いつものことですが、混信がひどいです。
他に
26985kHz,27015kHz,27025kHz,27085kHz,27105kHz,27115kHz,27165kHz でも違法CB無線が結構な頻度で取れます。
#常時電波が出ているわけではありません。

たぶん、40ch タイプの違法CB無線機は、10kHz 単位に27385kHz あたりまで周波数が存在するのでしょうね。
当ロケーションで受信した違法CBの最高周波数は、27275kHz だったりします。

2007/06/10(日)21250kHz USB

2007/06/10 15:13 SWL
JARL北海道支部で、「第16回よさこいソーラン祭り特別記念局/8J8YOSA」が開設されている模様。
カード目当ての国内局が次から次に来ていたようです。

他のバンドでもやっているらしいが、さくっと受信できたのはこの周波数だけ :-)
一部の幹線道路封鎖するし、参加者のマナーも悪いので、よさこいはやめてほしいんだが。。
#あれは「祭り」はなく、どうみても「ダンスコンテスト」だよねぇ。。。

2007/06/10(日)CQ デンマーク・・・?

2007/06/10 14:57 SWL
アマチュア無線では、誰でもいいから交信したいなんていうときに「CQ」を数回連呼したりします。
ところが、27005kHz で時々

「CQ デルタ エックスレイ」
「CQ デンマーク エックスレイ」

なんてやっている違法局。余計なところにフォネティックコードを使っているようにも感じるし、意味はおそらく「CQ・DX」なんですが、前者は正統派、後者はKDD版。

しかも、交信相手の確認にフォネティックコードを使っていないような・・(?)

交信したからといって、ベリカードの交換は・・・するわけない :-)

2007/03/03(土)新周波数でのJMH

2007/03/03 15:30 SWL
3/1 より、気象庁によるJMH (気象無線模写通報) の送信周波数が変更になっています。
3622.5kHz/7795kHz/13988.5kHz の3波のみ。

7795kHz で受信を試みましたが、7305kHz だった頃より、フェージングは少ないようです。
2種類の高層天気図を受信してみました。
先ずは、いわゆる 500hPa 天気図:

200703031

上空 5700m を基準にして、気圧を高度で示し、等しい気圧の部分を実線で示します。
この高度が低いほど気圧が低く、高度が高いほど気圧が高いという意味になるらしい。

点線は、等温線。これを見て、大雪の目安や寒気の目安とします。
概ね -30℃の等温線が真冬の寒気で、「冬将軍」という表現をする天気キャスターもいます。

今シーズンは、通常は北海道付近まで南下して居座るこの等温線が、サハリン付近までしか南下しない日が多く、日本付近に南下してもそれが長続きしない状態が続いています。

時期によりますが、実際の天候により密接に関係してくるのが、次の 850hPa 高層天気図です:

200703032

この図では、上空 1500m付近を基準として、気圧が等しい部分を実線で、等温線を点線で示しています。
この高度では、雪の目安は -6℃の等温線。 平野で雨になるのは、-3℃の等温線。

通常、3月いっぱいは、-6℃の等温線が、北海道付近に居座るのですが、今シーズンは、これまたサハリンあたりまでしか南下しない日が続きました。 ちなみに、-12℃の等温線になると、粉雪になります。

ですが、本州まで南下することはシーズンを通すと、通常でもそう多くありません。
今日は、-6℃の等温線がサハトン中部(北緯 50°付近)まで北上し、春のような状態。

この状況では、北海道でも雨になります。暖冬といわれる所以です。
それだけではなく、沿海州方面も暖冬傾向なのか、中波帯は特に影響を受けるようです。
はっきりしませんが、気温との因果関係はかなりありそうです。

2007/02/24(土)SynFax(KG-FAX) で JMH を受信してみる

2007/02/24 17:13 SWL
定番の Win_FAX や ACFAX などと同様の機能がある FAX 受信ソフトです。
こちらで入手できます → http://www2.plala.or.jp/hikokibiyori/soft/index.html
#このソフトウェアで有線電話のFAXは、通信方式が全く異なるため受信できません。

こちらでは、公開されたその日に何故か情報を得ていて、何回か使用していたのですが、記事にするタイミングを逃していました...orz
いくつかのブログなど眺めても余り多く紹介されていないようなので、記事にした訳です(^^)

200702241

SynFax(KG-FAX) の最大の特徴は、自動同期というところでしょうか。
画面が斜めに流れていくということがありません。

ですが、このソフトウェアは、Win_FAX よりはノイズに弱い感じです。
同期を取り直している部分は、黒線が上か下に流れています。 当ロケーションでは更にフェージングの影響もあって、少し汚い画像になっていますorz

気象衛星画像は、Win_FAXと比べれば比較的綺麗に受信できます。
ただ、同期を取り直している部分は、下にずれてしまっています:

200702242

ブルーレイ処理を SynFax(KG-FAX) で施すと、濃淡がはっきりした雲画像になります:

200702243

作者は、感想を求めているようです。 このあと、手の空いたときにでも送ります・・・ ^^;