2008/03/13(木)1377kHz の放送時間延長、そろそろ終わりか?

2008/03/13 21:41 BCL(中波)
例年、春分前後に放送時間延長(~17:00JST → 24:00JST)が終わるようなのですが、 今年はどうでしょうか。。
本日 19:00 過ぎにカーラジオでチェックした限りでは、混信なく入感していました。

ロシアは石油価格の高騰で少なくとも昨年より景気が良くなっているようなので、このまま放送時間延長してくれればと密かに期待しています。放送時間は、経済状態にある程度比例する類のものなので。

あと、720kHz と 630kHz の23:00 以降の動向も気になりますね。
現在 21:00 からの2時間が日本語放送、23:00 以降がロシア語、AM 1:00 からの1時間がWorld Service 英語放送になっています。
変わるのはおそらく A08 スケジュールが始まる 3/30 からでしょう。

2008/03/10(月)久々に長波放送を・・

聴いてみました。(3/10 23:50 前後)
189kHz R.Rossii 弱い
279kHz R.Rossii やや弱い
(ICF-7600GR+AN-1 にて)

ICF-2001D + AN-1 ではっきり取れるのは、 279kHz の R.Rossii のみ。
こちらはあちこちにスプリアスな放送が入り、本物かどうかの区別が困難を極めます。
中波の送信所から 15km は離れているのですが、やはり強電界地区なんでしょうね。。

2008/03/09(日)ついに 630kHz と 720kHz の状態が逆転・・

2008/03/08 24:49 BCL(中波)
両方とも 21:00 - 翌日 AM 2:00 の間、ロシアからの放送がパラ(同時放送)で流れています。
当ロケーション的には、630kHz の沿海州内陸部から送信される電波より、720kHzのユジノサハリンスクから送信される電波の方が地理的にも近く安定していると考えるのですが、実際は720kHz の入感状態は低下しています。

いつもそれを反映して 720kHz のほうが信号が強いのですが、今日は逆転しました。 深夜帯になっても状態が持ち直しません。
630kHz が S=4, 720kHz は S=2 がやっと(ICF-2001D+AN-1)。加えて 720kHz のほうは変調が浅いので、ノイズに埋もれがち。
信号が弱くても変調が深い 630kHz の方が聞き取れます。

2008/03/08(土)表面的なことだけ流すのは看過できません・・(違法FM)

2008/03/07 24:00 放送一般
最近時間が無くてアレなんですが、 なんか表面的なことしか伝わっていないようなので、、、
たぶん長期間消えずに残るのは 
不法無線局の開設者を電波法違反容疑で告発 〔北海道総合通信局、リンク切れ確認 2018/07/15〕 
ということで。。

以前、それとなく問題提起した のですが、あまり省みられることなく、事件がおきました。
北海道の農村部では、いつこのような事件がどこで発生してもおかしくないんです。
再度提示しましょう。その前に今回の事件が発生した中標津町の位置です。

Nakashibetsu
〔画像クリックで少し大きな画像が表示されます〕

赤く塗り潰してあるのが中標津町の町域です。
で、今回話題となった民放FM局(FM北海道)の現在のおよそのサービスエリアを示します。

Jofufmarea
〔画像クリックで少し大きな画像が表示されます〕

一部、「オホーツク海沿岸地方はサービスエリア外」と報道したマスコミがいるようですが、大きな間違いですので。
でも辛うじて網走、北見といった地域だけです。この地域の人口の およそ 70% になりますが・・

次に、2つ目の民放FM局(FMノースウェーブ)の現在のおよそのサービスエリアを示します。

Jopvfmarea
〔画像クリックで少し大きな画像が表示されます〕

こちらは、前述のFM北海道よりサービスエリア自体が狭いことが判ると思います。
網走、北見、室蘭に地域拠点となる中継局がありません。

ついでに、TV東京系列の民放局 テレビ北海道のサービスエリアです。

Johitvarea
〔画像クリックで少し大きな画像が表示されます〕

この放送局は、釧路地区に 2000年、網走、北見、根室地区に 2001年にエリア拡大の構想があったと聞いていますが、例の地上ディジタル事業でこの構想は実現できず、早くても2011年以降になるでしょう。

ここ数年、日本ハムの野球中継をこの放送局が積極的にやるので、毎回のように「中継局設置しろ」の苦情・要望が来る始末らしいです。
いずれも今回事件がおきた中標津町はエリア外であることが判ります。

さらに、中標津町と同じ状況にある市町村は中標津町以外にも複数あります。 稚内なども民放FMが無い地域のひとつです。

中標津町は空港があるせいか、人口増の市町村で現在 23000人余りです。
この地域のAM放送は釧路局か根室局が取れますが、どちらも今ひとつです。

既存民放TV局は 2kW, NHK-FM 1kW で中継局を中標津付近に設置しています。 それくらいの出力でないと、この地域は広いのでカバーしきれないです。
大都市圏にずっと暮らしている方々には理解されないことが多いのですが、 この地域は、隣りの家まで 1km 以上あるような地域が普通にあるので、 インターネットも難しいものがあります。距離がありすぎて回線引くのに困難を伴います。

同じように利益優先の民放が、中継局設置には積極的に手をつけるという状況にはなれない訳で。。
このようなつまらない格差があることで、定住人口が札幌のような都市圏へ流れるきっかけを与えている事実があります。

時代に合わせた生活環境が構築できない地方は、自然衰退・消滅という危機が待っています。
東京(首都圏)の視点では見えないものが山のようにあるわけです。
一番まともな高速通信環境が携帯電話なんですよね。

2008/03/07(金)1206kHz、延辺人民広幡電台

2008/03/06 24:19 BCL(中波)
約1年前に 1206kHz の延辺人民広幡電台が、 AM 1:00 まで放送していたことを記事にしました。

やはり、昨年には、放送時間が延長されているようです。 何回か聴取していますが、いづれもAM 1:00 まで放送していました。
今(3/7 AM 00:18) 現在も放送しています。 S=1 ですが、変調が深いので、聴取は容易です。

2008/03/06(木)ロシア方面、夜半時間帯少し悪くなっています。

2008/03/06 23:06 BCL(中波)
特に 720kHz の状態が先月より悪くなっています。
720kHz の放送がノイズに埋もれる日もあって、630kHz の方が状態が良かった日も多いです。

630kHz は S=5程度、720kHz は S=7 程度が平均ですが、720kHz の方は変動が激しいです。

以下、720kHz ですが、
日本語放送が行われている 21:00 - 22:00 頃はノイズも多く、短波帯で聴く場合もあります。
23:00 過ぎると徐々に持ち直してきて、AM 1:00-2:00 の間は概ね一番安定しています。
時たま、将軍様国家のオペラ調な音楽(ばき☆)が被ってきますが、聴取に難が出るほどではないです。

あと常時チェックしている 810kHz , 549kHz , 1377kHz も日没後の入感は悪く、夜が更けるに従って持つ直す、という状態が続いています。
最近、当ロケーションでは中波帯のノイズが多いのも気になっています。
当ロケーションだけの話なのか、全体的な傾向なのか、判らないですが。。

2008/02/29(金)13mbなど全体的にコンディション上昇?

2008/02/29 19:53 BCL(短波)
ほぼ10日ぶりにラジオな時間です。
時間が取れない(今もあまり時間が無いorz)状況が続いています。

いつのまにか明日から3月です。
もうすぐ野球シーズンが始まるので、中波の遠距離受信は楽しみが1つ減る季節が近づいてきました。

18:45 頃から 20分ほど、13mb(21450kHz - 21850kHz) をさまよっていました。
なんと、21660kHz のBBCがビートを押しのけて取れています。 Sメータが 4から6です。

あと、 21715kHz であまり聞きなれない放送局。 R,Ferda のようです。音楽(ユーロな音楽主体)が延々と流れていて言語は自信ありませんがちょっと聞いた感じではペルシャ語ぽかったです。パキスタンとかあちら方面からの送信でしょうか。

しばらく 21715kHz で取れていたのですが、18:57 頃から急速にコンディションが悪化して、19:00 には内容聞き取り不能になりました。なにかしら放送局が居るのがわかるレベルです。

16mb,19mb,22mb は相変わらず中国語が回腸です。
2週間前の同じ時間帯なら、ノイズに埋もれている 9550kHz(BBC),9595kHz(R.Nikkei) もクリアです。

19時過ぎても 9650kHz,7580kHz,6070kHzの朝鮮の声は、S9over で取れます。
6070kHz には相変わらずジャミング被っています。

太陽活動が底を打ったのかと思っていたら、どうもそうでもないようで、、
無線通信ケア情報 [NICT]

電離層のF層臨界周波数が普段より高めなので、結果安定して受信できるという感じでしょうか。。

2008/02/17(日)6070kHz 朝鮮の声、今度はジャミング?

2008/02/17 22:12 BCL(短波)
今日は、昨日のK将軍誕生日祝典のダイジェストやってました。
いつもは 7580kHz の入感状態が良いので、7580kHz で聴く事が多いのですが、19:00過ぎにはノイズが多くなってきたので、 低い周波数である 6070kHz の方に切り替えてみました。

そうすると、ほぼ同じ信号レベルのジャミングが被ってきます。ただ、6070kHz の放送が全く取れないほど強いものではありません。
まぁ信号レベルから言って、少なくとも日本国内からのものではありません。
こういうことするのは大体は見当つくのですが、何故日本語放送になのか、が不明です。
#ジャミング発信者が「しおかぜ」と勘違いしていたりして ヾ(^^;

2008/02/15(金)公称 7580kHzの朝鮮の声

2008/02/15 19:34 BCL(短波)
いわゆる\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/ なK将軍賛美な国からの諜報放送(ばき☆)ですが・・
今日の19時過ぎ、急に聞こえなくなったなぁ、いつものキャリア断か?と思っていたら、、

周波数がずれている ようです。

どうも 7583kHz か 7584kHz あたりにずれているようで。。
まぁ、昔はベトナムあたりではよくあったことですが、そのベトナムでさえ、最近はそういうことになかなかお目にかかれず。。

明日は、例の人の誕生日なので、送信設備のメンテナンスもままならずに、そっちの祝典関係に人手も銭も廻ってるのでしょうか。

※追記(2/15 20:55)
 20:00 過ぎには元に戻ってました。

2008/02/13(水)地元局の実質聴取可能範囲(昼間)

2008/02/13 17:15 BCL(中波)
FM局については、だいぶ前に、この記事 でおおよその範囲を示してみましたが、中波地元AM局については記事にしていなかったので・・・ 手始めにSTV(1440kHz,50kW 札幌局)から

200802131

以前「室蘭からえりも岬まで 1440kHz」といって宣伝していたのですが、この局は 同じ1440kHz で室蘭(3kW) と苫小牧 (1kW) からも中継局送信を行っているので、見た目のエリアは広いです。
カーラジオであれば旭川でも聴取できます。(STVラジオの旭川局は 1197kHz)

次に HBC ラジオ(1287kHz,50kW 札幌局)。

200802132

旭川や富良野でも聴取できます。(これら地域は旭川局 864kHz,3kW)

そしてNHK第一ラジオ放送 札幌局。
567kHz 100kW のいわゆる大出力中波局(NHKがそう言っている)というやつです。

200802134

さすがに北海道東部の網走あたりでは弱くなりますが、ノイズもそう多くなく、聴取に難がありません。夜になって、電離層伝搬が始まると、特に北海道北部は場所によってはハングルな局の混信がひどくなります。

札幌付近でも場所によっては、若干混信することがあるので、200kW か 300kW に増力することも検討して欲しいですね。(たぶんやらないだろうけれど。。)

最後に 21:00 からロシアの声日本語放送を行う 720kHz です。
何回か取り上げていますが、昼間でも聴取できる地域があり、それが概ね以下の地域です。

200802133