2008/05/21(水)これも久々・・・

2008/05/21 14:06 SWL
JMH の気象無線模写通報(電波形式:F3C) です。
仮復旧の状態で受信を久々に試みました。

20080520

以前は、synfax という名称でしたが、現在は KG-FAX という名称に変わっています。
ここで入手できます → http://www2.plala.or.jp/hikokibiyori/soft/kgfax/index.html
Windows 版のみですが、引き続き無償提供されています。

3622.5kHz/7795kHz/13988.5kHz 5kW で24時間運用しています。
毎日4回 04:10~,10:10~,16:10~,22:10~ から、それぞれ10時間前の衛星画像写真が送信されます。
1枚の画像受信に20分くらいかかります。 衛星画像以外にも、特に気象予報士な方々にはお馴染みの高層天気図などが送信されています。

当ロケーションでは、7795kHz が一番まともに受信できるので、7795kHz で受信していますが、夜になるとフェージングが強くなり、結構ノイズが混じってしまいます。それ故綺麗な画像という訳にはいきません。昼間だともう少し質が良いんですが・・

2008/05/17(土)再び NAVTEX デコーダ

2008/05/16 24:47 SWL
引越し後、半年と半月が経過しましたが、やっとこ NAVTEX や 短波帯気象FAX が受信できる環境を仮復旧しました。
久々にNAVTEX を受信してみることにします。
以前も記事 にした、frisnit.com が提供する日本語対応の NAVTEXデコーダです。

20080517

前回紹介してから、1年半ほど経過していますが、バージョンが上がっていました。
最新バージョンは 2.1.5。ユーザ登録が必要ですが、無償で提供されています。

日本語のNAVTEX は以下のスケジュールで、424kHz にて送信されています。

那覇 01:00,05:00,09:00,13:00,17:00,21:00
門司 01:17,05:17,09:17,13:17,17:17,21:17
横浜 01:34,05:34,09:34,13:34,17:34,21:34
小樽 01:51,05:51,09:51,13:51,17:51,21:51
釧路 02:08,06:08,10:08,14:08,18:08,22:08

※上記は、全て開始時刻を示す。

受信に使用した機材は ICF-SW7600GR+AN-1です。
ICF-SW7600GR のイヤホン出力をPCのライン入力に接続し、環境を作ります。
ICF-SW7600GR の場合は、USB または LSB モードにして、2kHz 離した周波数(422kHz または 426kHz) で受信します。

当方では、USB モードにて 422kHz で受信しました。
当ロケーションでは、この周波数帯は元々ノイズが多く、受信は難しいものがあるのですが、このデコーダはかなりのノイズが乗っかっていても適切にデコードしてくれます。 以前のバーションよりもこの点が改善されているようです。

早速、 17:51 からの小樽局を受信してみます。

200805172

最初の数文字が文字化けし、数文字が脱落したりしたのですが、受信に支障なくデコードできました。
こんな感じです: NAVTEX受信データ 20080516(小樽局)をダウンロード

続いて 18:08 からの釧路局受信を試みたのですが、ノイズが増え、結果的にここで紹介できるレベルの受信はできませんでした。