2008/11/17(月)3345kHz―これ、何でしょうね??

2008/11/17 19:52 SWL
おそらく、毎日なんでしょうが、17:00 から流れているようです。
石狩浜にて数回確認しています。

 3345kHz 不明局 〔mp3形式、1分31秒〕

同じ内容を繰り返している感じです。
そして、17:20くらいにキャリア断します。

乱数放送か?地下局か?といろいろ情報漁りましたが、有益な情報は見当たりませんでした。
ご存知の方いらっしゃいますでしょうか?

2008/10/26(日)1669kHz 船舶気象通報局

2008/10/26 4:50 SWL
海上保安庁が近隣を航行する船舶に向けて通知する気象通報です。
日本全国の主要な岬や港などに送信所を配置し、持ち回りで1時間に1回通知する、というものです。
実際はこんな感じです
 →  1669kHz 船舶気象通報 (釧路局)

周波数は1669kHzで共通。大阪を除き50W,24時間運用されています。(大阪は10W,04-20時の時間帯のみ)
持ち回りの時間帯は以下のようになっているようです。

毎時00:00-02:20 宮古島(沖縄県)
毎時02:20-04:10 慶佐次(沖縄県)
毎時06:30-08:30 都井(宮崎県)
毎時10:40-12:10 足摺(高知県)
毎時12:10-13:40 室戸(高知県)
毎時13:40-15:10 大阪ハーバーレーダ(大阪府)
毎時15:10-16:50 潮岬(和歌山県)
毎時16:50-18:30 大王(三重県)
毎時18:30-19:50 石廊崎(静岡県)
毎時19:50-21:30 八丈島(東京都)
毎時21:30-23:10 野島(千葉県)
毎時23:10-24:50 犬吠(千葉県)
毎時26:30-28:10 金華(宮城県)
毎時28:10-29:30 とどヶ崎(岩手県)
毎時29:30-33:00 尻屋(青森県)
毎時33:00-34:40 襟裳(北海道)
毎時34:40-36:20 釧路(北海道)
毎時36:20-38:00 女島(長崎県)
毎時38:00-39:40 若宮(長崎県)
毎時39:40-41:20 上対馬(長崎県)
毎時41:20-43:00 見島(山口県)
毎時43:00-44:30 多古鼻(鳥取県)
毎時44:30-46:00 越前(福井県)
毎時46:00-47:40 舳倉(石川県)
毎時47:40-49:20 粟島(新潟県)
毎時49:20-50:50 入道崎(秋田県)
毎時50:50-54:20 竜飛崎(青森県)
毎時55:40-57:50 積丹(北海道)
毎時57:50-00:00 焼尻(北海道)

三才ブックス 周波数帳 2006より

内陸では受信が難しいと思います。海岸であれば、ロッドアンテナでもある程度はいけます。
また、周波数帯からして、夜間でないと遠距離局の聴取は難しいと思います。

2008/08/04(月)久々にNAVTEXを・・

2008/08/04 3:01 SWL
この時期、中波帯はイマイチのことが多いのですが、国際的な NAVTEX 送信周波数である 518kHz をしばらくワッチ(←最近、こんな言葉聞かないねぇ(~_~;) )していました。

運が良いと横浜局が取れますが、当ロケーションでは、ほかには小樽と釧路しか取れません。
結構フェージングが激しいです。

以下横浜局の受信
(使用設備:ICF-SW7600GR+AN-1+ NAVTEXデコーダv2.1.5)
---- ここから
02:28:08 2008-07-29

ZCZC IB02

281720 UTC JUL 08
WWJP73 RJTD 281200
IMPORTANT WARNING FOR YOKOHAMA NAVTEX AREA
281200UTC ISSUED AT 281500UTC
LOW 1008HPA AT 41N 139E MOVING ESE SLOWLY
WARNING(DENSE FOG) EASTERN SEA OFF SANRIKU, WESTERN
SEA OFF SANRIKU,
NORTHERN SEA OFF KANTO POOR VISIBILITY 0.3 MILES OR
LESS IN PLACES
NEXT WARNING WILL BE ISSUED BEFORE 282100UTC
=
NNNN
---- ここまで

2008/06/20(金)時間帯なのかな?

2008/06/20 23:18 SWL
しつこくJMHです。 今日はいろいろやっていました。デコードは全てKG-FAXを使用です。
前記事のコメントにて、電離層の状態が関係しているのでは?
というコメントがありましたので、今まで受信を試みたことが無い時間帯でやってみようと思い立ったのです。

昼間は 3622.5kHz の状態は芳しくないので、日没直後あたりを狙ってみることにしました。
実は、夜明け前の時間帯(日の出1時間前くらい)に受信試みたところ、ノイズが多くて見せられる状態ではないのですが、描画される曲線が割とくっきりしていることに気が付いたのも今回の実験のきっかけのひとつになりました。

先ず 13988.5kHz の受信。この周波数ではあまり実績ありません。
ICF2001D+AN-1 の組み合わせです。受信時刻は 6/20 の 14:48 - 15:06 の間。

200806201506_13988

まぁ、いつもこんな感じです。
16:00 過ぎると、気象衛星の画像が送られてきます。同期ずれ起こして、一部画面が壊れていますorz
これも ICF2001D+AN-1 という組み合わせ。

200806201626_7795

今度は受信機を ICF-SW7600GR+AN-1 の組み合わせにしてみました。
7795kHz にて、17:40 - 17:58 の受信。
しばらくこの周波数で各画面を受信していましたが、日没前後の時間帯にノイズ増えたものの、日没過ぎると回復しました。

200806201758_7795

19:00 過ぎてやっと日が沈んだので、いよいよ本当の目的である 3622.5kHz の受信実験です。
同じく ICF-SW7600GR+AN-1 の組み合わせです。

200806202018_3622

正直、びっくりしました。 今まで文字が読める状態で受信できたことが無かったので。。
画面全体に波線のような模様ありますが、当ロケーションでは、この周波数帯は元々ノイズレベルが高く、その影響なのかもしれません。
原因は不明です。 波線模様を発生させるノイズさえ無ければ、明瞭に受信可能ですね。 受信時間帯で違ってくるのでしょうか。

時間帯は日没1時間後になります。 ところが、それ以後も状態は悪化しません。
22:10 からの気象衛星画像です。ICF-SW7600GR+AN-1にて。

200806202227_3622

波線模様を発生させるノイズさえかぶらなければ、この状態であれば、恐らく明瞭に受信できると思います。
3622.5kHz の受信で、ここまで明瞭な状態になったのは初めてのことなんです。
しばらく様子見ることにします。

2008/06/17(火)実験は惨めな結果に・・・

2008/06/16 25:27 SWL
3622.5kHz のJMHを受信すると、画面がぼやける(というか著しく汚くなる)という現象です。
先ずは、7795kHz で受信したものから・・

200806161758

これは、状態悪い方ですが、まぁこんな感じです。
このFAX信号は、白が2300Hz,黒が1500Hz の信号で変調されて送られてきます。
だから、2300Hz 付近と、1500Hz 付近のみを通すイコライザかフィルタがあれば改善するのではないか、 と考えたわけです。

札幌市内の某所リサイクルショップに行けば、40chくらいのイコライザが置いてあるんですが、 実験の為だけに買うわけにも行かず、orz 
とりあえず、ディジタル処理できるものはないかと探してみました。
使えそうなのがありました。
61chです。 LinearPhaseGraphicEQ

これはよく読むと、VSTプラグインで動作するものらしい。
VSTプラグインに対応するソフトウェアが無いと駄目です。

よく判らないので、昔使っていた Music Studio Producer を再度セットアップして、実験開始。。
でも期待はずれですた。。

200806170038

殆ど変わりありません。 どうも、1500Hz 付近にノイズが常に被っているようです。
これではどうしようもないのかな、という感じです。。orz

2008/06/04(水)3622.5KHz の謎

2008/06/03 24:53 SWL
200806030038

上記画像左側3分の1と、それ以外の部分に注目してみましょう。
線がぼやけているような部分と、くっきりしている部分がはっきりしていると思います。

左側は 3622.5kHz で、それ以外の部分は7795kHz で受信したものです。 途中で受信周波数を切り替えています。

なお、受信には ICF-2001D+AN-1 の組み合わせで USB で受信したものを KG-FAX にてデコードしたものです。
当ロケーションではどういうわけか、 3622.5kHz で受信すると、線がぼやけたようになってしまいます。
受信のコンディションが 3622.5kHz の方が悪いとかではありません。 AM 00:20 からの受信で、むしろ、逆に3622.5kHz の方が状態良いのです。

原因が判らず、受信機の問題か背景ノイズの問題なのかなと諦めていますが、解決方法ご存知の方いらっしゃいますかねぇ。。

2008/05/21(水)これも久々・・・

2008/05/21 14:06 SWL
JMH の気象無線模写通報(電波形式:F3C) です。
仮復旧の状態で受信を久々に試みました。

20080520

以前は、synfax という名称でしたが、現在は KG-FAX という名称に変わっています。
ここで入手できます → http://www2.plala.or.jp/hikokibiyori/soft/kgfax/index.html
Windows 版のみですが、引き続き無償提供されています。

3622.5kHz/7795kHz/13988.5kHz 5kW で24時間運用しています。
毎日4回 04:10~,10:10~,16:10~,22:10~ から、それぞれ10時間前の衛星画像写真が送信されます。
1枚の画像受信に20分くらいかかります。 衛星画像以外にも、特に気象予報士な方々にはお馴染みの高層天気図などが送信されています。

当ロケーションでは、7795kHz が一番まともに受信できるので、7795kHz で受信していますが、夜になるとフェージングが強くなり、結構ノイズが混じってしまいます。それ故綺麗な画像という訳にはいきません。昼間だともう少し質が良いんですが・・

2008/05/17(土)再び NAVTEX デコーダ

2008/05/16 24:47 SWL
引越し後、半年と半月が経過しましたが、やっとこ NAVTEX や 短波帯気象FAX が受信できる環境を仮復旧しました。
久々にNAVTEX を受信してみることにします。
以前も記事 にした、frisnit.com が提供する日本語対応の NAVTEXデコーダです。

20080517

前回紹介してから、1年半ほど経過していますが、バージョンが上がっていました。
最新バージョンは 2.1.5。ユーザ登録が必要ですが、無償で提供されています。

日本語のNAVTEX は以下のスケジュールで、424kHz にて送信されています。

那覇 01:00,05:00,09:00,13:00,17:00,21:00
門司 01:17,05:17,09:17,13:17,17:17,21:17
横浜 01:34,05:34,09:34,13:34,17:34,21:34
小樽 01:51,05:51,09:51,13:51,17:51,21:51
釧路 02:08,06:08,10:08,14:08,18:08,22:08

※上記は、全て開始時刻を示す。

受信に使用した機材は ICF-SW7600GR+AN-1です。
ICF-SW7600GR のイヤホン出力をPCのライン入力に接続し、環境を作ります。
ICF-SW7600GR の場合は、USB または LSB モードにして、2kHz 離した周波数(422kHz または 426kHz) で受信します。

当方では、USB モードにて 422kHz で受信しました。
当ロケーションでは、この周波数帯は元々ノイズが多く、受信は難しいものがあるのですが、このデコーダはかなりのノイズが乗っかっていても適切にデコードしてくれます。 以前のバーションよりもこの点が改善されているようです。

早速、 17:51 からの小樽局を受信してみます。

200805172

最初の数文字が文字化けし、数文字が脱落したりしたのですが、受信に支障なくデコードできました。
こんな感じです: NAVTEX受信データ 20080516(小樽局)をダウンロード

続いて 18:08 からの釧路局受信を試みたのですが、ノイズが増え、結果的にここで紹介できるレベルの受信はできませんでした。