「カントリーサイン」とは、市町村や都道府県の境界上や、境界付近に設置されている、市町村や都道府県の境界線案内標識です。
北海道では、1994年くらいから北海道開発庁(現在の国土交通省 北海道局)が「役所の堅いイメージを少しでも払拭しよう」という試みで、デザイン化されたカントリーサインが、国道沿いに設置されはじめ、3年程度の期間で全道212市町村の境界に次々に設置されていきました。
カントリーサインのデザインは、市町村ごとに異なり、その土地の有名なものや特徴をあらわすようなデザインになっています。
基本的に、実際に現地に行かないと撮影できない代物なので、仕事などで現地に行く際にデジタルカメラを持って行っては撮影を試みます。
○雨竜郡沼田町 撮影地:国道275号線 幌加内方向 カントリーサインの横に以前から使われている、 オーソドックスなカントリーサインも設置されています。 米どころで、北海道では元々少ない蛍が出る場所なので、蛍がデザインされています。 | |
○札幌市 撮影地:国道230号線 中山峠 札幌方向 札幌市は、面積が広いんです。これは中山峠の頂上に設置されている案内標識です。 ここから峠を下るのですが、そこはもう札幌市です。 日本三大がっかり名所のひとつである、時計台がデザインされています。 | |
○網走市 撮影地:国道244号線 網走市北浜 網走方向 網走市は東西に長い市域です。「網走市街14km」の「網走市街」は、 網走市南6条西1丁目あたりの網走市民会館付近を指します。 これまた有名な「ニポポ」(刑務所の服役囚が彫る木彫り)と「流氷」がデザインされています。 |