2016/09/15(木)復調回路にDSP(Digital Sound Processor) を使用したAM/FMラジオキット

既にご存じな方々も多いようですね。
諸般の事情(カネも暇もない状態)で3年くらいこのキットを組み立てることが出来なかったのですが、
中波局のFM補完中継放送が始まることもあって、半ば強引に時間取って製作しました。


キットに付属しているツマミを他に転用している関係で使っていませんで、使い古しのものを装着しています。
また、AMバーアンテナはループアンテナ等の外部アンテナを使いたいので、とりあえず装着していません。
キットの説明書などには「ループアンテナ等を接続する場合は、RFTを自作し、それを介して接続するように」と記載されており、データシートではインダクタンス 650μH が指定されており、これに合わせたものが必要。。ですね。

S=53 というのは信号強度をdBμで表現したものらしく、絶対値換算で 約446.7 μV ということになります。
300μV(S=50) 以下だとステレオで受信できないことが多いです。
感度自体はそれほど悪くなさそうなのですが、当方のFM放送受信環境がパソコンなどの電磁波ノイズが酷い(常に 100μV前後[S=40] はある)ので、コミュニティFM局のような電波の弱い局はパソコン等が発するディジタル機器電磁波ノイズでかき消されてしまいます。
FM外部アンテナを接続すると、このあたりはかなり改善しそうです。