2005/08/18(木)和文通話表(4)

2005/08/18 22:51 SWL
日本語には、まだ音韻があります。濁音と半濁音ですね。
先回、「ケーキ」は、「けしきのけに長音、きってのき」といいます とヒントを与えました。これと同じです。

は・・・ 「はがきの
ば・・・ 「はがきの だくてん
ぱ・・・ 「はがきの はんだくてん

のようになります。なので、

が: 為替(かわせ)の だくてん
ぎ: 切手(きって)の だくてん
ぐ: クラブの だくてん
げ: 景色(けしき)の だくてん
ご: 子供(こども)の だくてん
ざ: 桜(さくら)の だくてん
じ: 新聞(しんぶん)の だくてん
ず: すずめの だくてん
ぜ: 世界(せかい)の だくてん
ぞ: そろばんの だくてん
だ: 煙草(たばこ)の だくてん
ぢ: ちどりの だくてん
づ: 鶴亀(つるかめ)の だくてん
で: 手紙(てがみ)の だくてん
ど: 東京(とうきょう)の だくてん
ば: 葉書(はがき)の は に だくてん
び: 飛行機(ひこうき)の ひ に だくてん
ぶ: 富士山(ふじさん)の ふ に だくてん
べ: 平和(へいわ)の へ に だくてん
ぼ: 保険(ほけん)の ほ に だくてん
ぱ: 葉書(はがき)の は に はんだくてん
ぴ: 飛行機(ひこうき)の ひ に はんだくてん
ぷ: 富士山(ふじさん)の ふ に はんだくてん
ぺ: 平和(へいわ)の へ に はんだくてん
ぽ: 保険(ほけん)の ほ に はんだくてん

「ふじた」の場合は、「ふじさんの ふ、しんぶんの し に だくてん、たばこの た」 となります。

ずうずうしくもあと1回このシリーズは続きます (^^;

2005/08/16(火)和文通話表(3)

2005/08/16 19:10 SWL
8/13-8/15 の間、旧盆帰省中でした。
行き先は同じ北海道内の地域ですが、距離は東京~名古屋間くらいあります。

帰省先で記事書こうと思ってたですが、その暇というか、余裕が無かった・・(爆)
では、続けます。

や: 大和(やまと)の
ゆ: 弓矢(ゆみや)の
よ: 吉野(よしの)の
ら: ラジオの
り: りんごの
る: 留守居(るすい)の
れ: れんげの
ろ: ローマの
わ: 蕨(わらび)の
ゐ: ゐど(いど)の
ゑ: かぎのある  (片仮名で 'ヱ' と書くため)
を: 尾張(おわり)の
ん: おしまい の
ー: 長音(ちょうおん)
、: 区切り点
」: 段落
∩:下向き括弧(正確ではありませんが・・ ^^;)
∪:上向き括弧(これも正確ではありませんが・・^^;)

まぁ、これが作られた時代は、旧かな使いも使われていたので、「ゐ」「ゑ」という文字も規定されており、 更に括弧も縦しか考慮されていません。
本来、日本語は縦書きで、複数行にする場合は、右から左へが基本ですからね・・・

このシリーズ、あと1回で終わりです。 ^^;
「ケーキ」という場合、「けしきのけに長音、きってのき」といいます。
これが次回へのヒントになります。

尾張の は、「尾張」と「終わり」を掛け合わせたのかなと。

2005/08/12(金)和文通話表(2)

2005/08/11 25:02 SWL
だいたい、3音から4音の言葉を使っているようです。

た: 煙草(たばこ)の
ち: ちどりの
つ: 鶴亀(つるかめ)の
て: 手紙(てがみ)の
と: 東京(とうきょう)の
な: 名古屋(なごや)の
に: 日本(にほん)の
ぬ: 沼津(ぬまづ)の
ね: ねずみの
の: 野原(のはら)の
は: 葉書(はがき)の
ひ: 飛行機(ひこうき)の
ふ: 富士山(ふじさん)の
へ: 平和(へいわ)の
ほ: 保険(ほけん)の
ま: マッチの
み: 三笠(みかさ)の
む: 無線(むせん)の
め: 明治(めいじ)の
も: 紅葉(もみじ)の

たばこのた、かわせのか、はがきのは、しんぶんのし、で たかはし です。

という感じで使用します。

2005/08/11(木)和文通話表(1)

2005/08/11 2:01 SWL
フォネティックコードの日本語版のようなものです。
「電波法無線局運用規則」という法令で定められています。
主な目的はやはり「聞き間違いの防止」にあります。これは無線通信だけでなく、日常生活でも使えると思います。

携帯電話では、場所によって、音声が途切れたり、音声の明瞭度が下がることがありますが、このようなときに使うと良いんです。
携帯電話で通話状態が悪いとき、かつてσ(^^)がアマチュア無線をやっていたことを知っている相手だと、「和文通話表使え」と言われるのです(爆)
これは、耳の遠い人と会話するときも結構役立つ場面があります。 この際、覚えておくと生活に役立つことでしょう (^^)

あ: 朝日(あさひ)の
い: いろはの
う: 上野(うえの)の
え: 英語(えいご)の
お: 大阪(おおさか)の
か: 為替(かわせ)の
き: 切手(きって)の
く: クラブの
け: 景色(けしき)の
こ: 子供(こども)の
さ: 桜(さくら)の
し: 新聞(しんぶん)の
す: すずめの
せ: 世界(せかい)の
そ: そろばんの

2005/08/10(水)続・3584.5kHz のFAX気象通報局

2005/08/09 24:39 SWL
20050809-2 コメントにて情報をいただき、韓国の気象庁と判明しました。 ロゴが決め手になりました。
こんな感じです。
横筋はQSB(フェーディング)の谷間で雑音になるためで、立派なアンテナを建てる以外に避けようがありません。

韓国の短波帯気象無線模写通報は、コメントいただいたサイトの情報によると、以下の周波数で行われているようです:
3585kHz (HLL5) 11620kHz (HLL3) 5857.5kHz,7433.5kHz,9165kHz,13570kHz (HLL8)

※周波数は公称。実際には 1-2 kHz 程度下で USB にて受信。

その他、CW(5810kHz HLL2)でも伝えられているようです。
日本の気象庁には、CWでのサービスは無いですね。



〔ICF-SW7600GR+AN-1+Win_FAX 13569kHz USB にて〕

画像が汚いですが、以下のような画像を受信しました。
20050809-1 20050809-3

2005/08/09(火)フォネティックコード

2005/08/08 24:59 SWL
短波帯では、 3500-3575kHz,7000-7100kHz,14000kHz-14350kHz,21000kHz-21450kHz あたりでアマチュア無線の交信を傍受することができます。
傍受するためには、SSB モードのついている受信機が必要です。
放送局に固有のコールサインが付与されているのと同様に、アマチュア無線局にも固有のコールサインが割り当てられています。

〔例〕 JA8QSO

※このコールサインは(おそらく)実在しません。

無線通信では、「聞き間違い」ということがままあります。
単に「JA8QSO」と言うと、聞き手側では「JA8KSO」とか「JA8QCO」に聞こえてしまうことがある訳です。

それを防止するのがタイトルの「フォネティックコード」というものです。万国共通です。
この例では、 ジュリエット・アルファ・エイト・キューベック・シィーラ・オスカー となります。

A: ALFA (あるふぁー)
B: BRAVO(ぶらぼー)
C: CHARLIE(ちゃーりー)
D: DELTA(でるた)
E: ECHO(えこー)
F: FOXTROT(ふぉっくすとろっと)
G: GOLF(ごるふ)
H: HOTEL(ほてる)
I: INDIA(いんでぃあ)
J:JULIETT(じゅりえっと)
K:KILO(きーろ)
L: LIMA(りーま)
M: MIKE(まいく)
N: NOVEMBER (のべんばー)
O: OSCAR (おすかー)
P: PAPA (ぱぱ)
Q: QUEBEC (きゅーべっく)(くぇべっく) 〔8/10 訂正〕
R: ROMEO (ろめお)
S: SIERRA (しぃーら)
T: TANGO (たんご)
U: UNIFORM (ゆにふぉーむ)
V: VICTOR (びくたー)
W: WHISKEY (うぃすきー)
X: X-RAY (えっくすれい)
Y: YANKEE (やんきー)
Z: ZULU (ずーる)

アマチュア無線では、自局や相手局のコールサインを呼称する際、この「フォネティックコード」を使っています。
時々、自己流フォネティックコードを使っている人がいますが、少数派のようです。

2005/08/08(月)3584.5kHz のFAX気象通報局

2005/08/07 25:11 SWL
8/2 の早朝、偶然見つけたのですが、、
〔2005/08/07 23:00 頃 受信〕
〔SONY ICF-SW7600GR+AN-1+Win_FAX 3584.5kHz USB〕
20050807-8 どうもこの周波数帯は、こんな感じになってしまって、まともな画像にならないのですが、文字はハングルっぽいです。

おそらく台風9号の奇跡を表したもののようです。
北海道の半分が図の中にありません... orz

この局は、ひとつの項目を送信し終わると、さっさとキャリアを切ってしまうようです。















20050807-9 23:00 からは、上記の台風情報、
23:15 からは再びキャリアが出て、何か情報を送っています:
はっきり言って読めません...(涙)

この情報の送信し終えたあと、キャリア切りました。
概ね 15分ごとに違う情報を送るようです。
夜間は(札幌、網走においては)比較的安定して受信できます。

どこの気象局か確認してみたいのですが、 受信を試みることができる、暇な人はいるでしょうか? ^^;;






2005/08/07(日)Eスポ~中国大陸方面

2005/08/07 2:40 VHF帯以上のDX
網走方面滞在中の8/2に中国大陸方面に開けたEスポを確認しました。
8/1 にも網走方面で同様のEスポを確認しています。

こんな感じでした →  89.5MHz Eスポ 〔25秒〕

放送局名の確認はとっていません。
札幌の当地ではなかなか確認とれませんが、ほぼ毎日、Eスポが出ているのかもしれません。

2005/08/05(金)健在な違法CB無線

2005/08/05 15:13 SWL
σ(--) が 中学生・高校生だった頃、密かに違法CB無線が流行っていました。
CB無線は27MHz帯の 500mW までの電波を免許なしで利用できる簡易無線です。
8波(8ch) が割り当てられているのですが、それよりもはるかに多い 40ch ものや 80ch もの、高級(?)なものになると、360ch というものもあったと記憶しています。

ch 数だけでなく、50W,100W あたり前の出力で、完全に違法なのです。
電波の伝播状態が良いと、そのような違法CBの交信が、今日も日本全国からの電波が聞こえてきます。
夏の日中が状態が良いことが多いです。四国・九州の電波も取れます。

特に混信がひどいのが 27005kHz。

こんな感じです → 〔12秒〕

CB無線は以下の周波数が割り当てられています:
26968kHz (ch1)/26976kHz (ch2)/27040kHz (ch3)/27080kHz (ch4)
27088kHz (ch5)/27112kHz (ch6)/27120kHz (ch7)/27144kHz (ch8)

これら周波数での交信はほとんど聞こえず、26935kHz あたりから 27240kHz あたりの特定周波数で受信できます。

2005/08/04(木)早朝の60mb,49mb

2005/08/04 19:18 BCL(短波)
しばし、ネット環境から離れざるを得ない環境だったので、久々の更新になりました(爆)
この期間の半分は再び網走にいました。
札幌では 8/2 から 8/3 にかけて豪雨だったようですが、網走では晴れたりしてました。

早朝、中波、60mb と 49mb を久々にチェックしたりしていたのですが、結構イスラムな放送が多く面白かったです。
その中でも 6105kHz では AM 3:00 過ぎから延々とコーランを流している放送局。
AM 4:30 には近接局がかぶってくるので、AM 4:30 以降はちょっと難ありでしたが、、

札幌の当地より状態が良いので、次回からはいろいろとやってみようと計画しています。