2007/03/06(火)今日は少しだけ良さげ・・・

2007/03/06 22:45 BCL(中波)
ここ1週間ほど、 810kHz、R.Rossii の入感が特に思わしくないです。
空電ノイズのようなものにやられていて、全く聴取不能な状況になっています。

長波の 279kHz、R.Rossii もあまり芳しくありません。が、810kHzほど空電ノイズの影響がない、 というのが昨日までの状況。

ところが、今夜は、 279kHz,810kHz 共にまあまあ強力に受信できます。 今日は、無変調キャリアの影響を受けながらも 189kHzも安定入感です。
#受信周波数を 1kHz 下げれば、一応内容が判る程度に聴き取れる

このあたり、寒気の影響でしょうか。
ちなみに以下は、今日(3/6) の気温計測グラフ。午後から寒気流入している様子が伺えます。

20070306

沿海州や東シベリア方面から北海道付近にかけて、850hPa面(上空 1500m 付近) で -12℃以下の寒気が滞留しています。
昨日はもっと北のほうに押し上げられていた寒気です。

2007/03/05(月)最大1秒遅れのTV放送

2007/03/05 18:53 放送一般
こんな発表があったようです:
地上デジタル放送等再送信用実験局に免許 〔北海道総合通信局〕

早い話、サテライト中継局への中継回線に光ファイバーを使うということが本当に上手く出来るかどうか、また技術的課題などを探るためのものかと思うですが。。

中継先での実験には UHF-TVの ch38,ch40~ch46 を使うらしい。
確かにディジタル伝送だと画像の劣化は基本的に防ぐことができます。 しかし、中継することによって、ちょっとだけ伝達が遅れるのです。電波を光信号に変換する部分と、それを元の電波に戻す部分で遅れが発生します。

現状でも、地上ディジタルTVは約1秒遅れて映像が見えます。 毎週日曜日の昼に、TVとラジオで同時放送される「NHKのど自慢」を、TVとラジオで同時に音声を聞いてましょう。TV放送の方が1秒ほど遅れているのがはっきり判るはずです。

これは、送信元で映像を伝送データに変換する部分と、受信先で元の映像に変換する部分に時間がかかってしまうためで、且つNHKの場合は設備やTV中継回線が既に地上ディジタル放送仕様になっているためと言っていいでしょう。

地上ディジタルTVは、その通信方式などの特徴からして映像劣化が起き難い分、伝送時間を犠牲にしているといっていいでしょう。中継を重ねるほど、視聴者が映像を閲覧できるまでの時間が長くなります。
放送制作側も生放送の番組を放送する場合は、この点に注意が必要です。どこまで現場に理解されているか不明な点はあるですが・・

2007/03/03(土)新周波数でのJMH

2007/03/03 15:30 SWL
3/1 より、気象庁によるJMH (気象無線模写通報) の送信周波数が変更になっています。
3622.5kHz/7795kHz/13988.5kHz の3波のみ。

7795kHz で受信を試みましたが、7305kHz だった頃より、フェージングは少ないようです。
2種類の高層天気図を受信してみました。
先ずは、いわゆる 500hPa 天気図:

200703031

上空 5700m を基準にして、気圧を高度で示し、等しい気圧の部分を実線で示します。
この高度が低いほど気圧が低く、高度が高いほど気圧が高いという意味になるらしい。

点線は、等温線。これを見て、大雪の目安や寒気の目安とします。
概ね -30℃の等温線が真冬の寒気で、「冬将軍」という表現をする天気キャスターもいます。

今シーズンは、通常は北海道付近まで南下して居座るこの等温線が、サハリン付近までしか南下しない日が多く、日本付近に南下してもそれが長続きしない状態が続いています。

時期によりますが、実際の天候により密接に関係してくるのが、次の 850hPa 高層天気図です:

200703032

この図では、上空 1500m付近を基準として、気圧が等しい部分を実線で、等温線を点線で示しています。
この高度では、雪の目安は -6℃の等温線。 平野で雨になるのは、-3℃の等温線。

通常、3月いっぱいは、-6℃の等温線が、北海道付近に居座るのですが、今シーズンは、これまたサハリンあたりまでしか南下しない日が続きました。 ちなみに、-12℃の等温線になると、粉雪になります。

ですが、本州まで南下することはシーズンを通すと、通常でもそう多くありません。
今日は、-6℃の等温線がサハトン中部(北緯 50°付近)まで北上し、春のような状態。

この状況では、北海道でも雨になります。暖冬といわれる所以です。
それだけではなく、沿海州方面も暖冬傾向なのか、中波帯は特に影響を受けるようです。
はっきりしませんが、気温との因果関係はかなりありそうです。

2007/02/24(土)SynFax(KG-FAX) で JMH を受信してみる

2007/02/24 17:13 SWL
定番の Win_FAX や ACFAX などと同様の機能がある FAX 受信ソフトです。
こちらで入手できます → http://www2.plala.or.jp/hikokibiyori/soft/index.html
#このソフトウェアで有線電話のFAXは、通信方式が全く異なるため受信できません。

こちらでは、公開されたその日に何故か情報を得ていて、何回か使用していたのですが、記事にするタイミングを逃していました...orz
いくつかのブログなど眺めても余り多く紹介されていないようなので、記事にした訳です(^^)

200702241

SynFax(KG-FAX) の最大の特徴は、自動同期というところでしょうか。
画面が斜めに流れていくということがありません。

ですが、このソフトウェアは、Win_FAX よりはノイズに弱い感じです。
同期を取り直している部分は、黒線が上か下に流れています。 当ロケーションでは更にフェージングの影響もあって、少し汚い画像になっていますorz

気象衛星画像は、Win_FAXと比べれば比較的綺麗に受信できます。
ただ、同期を取り直している部分は、下にずれてしまっています:

200702242

ブルーレイ処理を SynFax(KG-FAX) で施すと、濃淡がはっきりした雲画像になります:

200702243

作者は、感想を求めているようです。 このあと、手の空いたときにでも送ります・・・ ^^;

2007/02/23(金)ノルディック札幌大会の放送中継波

2007/02/23 15:36 おもしろ無線
この大会は、どうやらテレビ朝日系列で放映されているようです。
地上波枠は全体から見ると少なくて、人気がそこそこある種目だけですね。。
しかも北海道では、誰もが知っているくらいそこそこの人気ですが、南へ行くに従って「それって何?」というレベルの認識が増えていくという始末。鹿児島とか沖縄では、存在すら知られていない感じだと数回伺ったことがあります。

当所では、CS 受信装置などというものは無いのですが、テレビ朝日系の地元民放局が、競技会場からの放送中継波をアナログで流していて、当ロケーションでは状態が良くありませんが、一応受信できます。
アナウンサーが何か喋っているようなのですが、内容が聴き取れません。orz
RS=11 というところでしょうか。

2007/02/22(木)網走方面における受信状況

後半は、若干サケさん風に(笑)
網走方面に行くときは、必ず長波帯のチェックを行います。
今回はこんな感じ:

153kHz R.Rossii 安定
164kHz R.Ulaanbaatar 弱い
180kHz R.Rossii 弱い
189kHz R.Rossii 安定しているが、無変調キャリアの影響を受けている
234kHz R.Rossii 弱い
279kHz R.Rossii 強力安定

あと、720kHz のMayak は昼間から 20:00 まで安定入感。
21:00 からのロシアの声日本語放送も安定入感。
549kHz のMayak は 24:00 までゆっくりとしたフェーディングを伴うも概ね安定入感。

Dscf0032

本題とはあまり関係ないですが、2/18現在の網走付近の様子です。
2/16 に接岸しています。

2007/02/21(水)ノルディック札幌大会は事実上開始

2007/02/21 18:16 おもしろ無線
今日は、午後からバス無線(VHF帯)を聞いています。
いつもより交信頻度がかなり高く、若干輻輳気味になっている時間帯もありました。

ノルディック大会そのものは明日(2/22) から札幌ドームでの開会式で始まりますが、選手達は当然のことながら既に札幌入りしていて、おもに都心地区のホテルに宿泊しているようです。そして、公式練習が宮の森ジャンプ台などで行われています。
バスはこれら練習・競技会場と選手達(+報道関係者)が宿泊するホテルを往復している訳です。

大会前日なのに雪が激しくなって練習中止となったり、再開となったりでバスの配車係と現場の運転手はそういうことに大きく振り回されています。 ^^;

今日も昼間に湿った重い雪が降り、それが凍り付いているので、路面状態は最悪です。
ジャンプ台は山腹にあったりするのですが、「横滑りして、もう少しで電柱に衝突しそうになった」とか「滑るので勢いつけないと坂を上がれない」という状況もあるようです。
#滑り止め対策の砂撒きもバス会社の職員が現場に出向いてやるらしい

蛇足ですが、大会のプレスセンター(報道関係者の詰所?)がロイトン札幌 に置かれているらしいです。
あと、実際の交信は未確認ですが、大会期間限定で連絡用に使う無線局が開設されています。

2007/02/20(火)久々にしおかぜ

2007/02/20 22:29 BCL(短波)
現在は AM 05:30 - 06:00 9645kHz 、22:00 - 22:30 9950kHz の早朝と夜、各30分枠での放送です。
相変わらず、北朝鮮当局で妨害電波出しているようです。

現在、9950kHz での放送を聞いていますが、SINPO 23423 - 22211 のような感じで入感しています。
放送開始直後は状態悪かったですが、だんだん改善しています。
ジャミングが背後に取れますが、聴取に不都合無いレベルです。

今日は英語放送です。
それから、しおかぜだより 〔戦略情報研究所〕によると、今日、総務省に対して国内の送信所を使うための事務手続きを行ってきたそうです。
国内からの送信実現に向けて一歩前進というところですね。

先日、北朝鮮の核物質廃棄をさせるために、6ヶ国協議の枠で、北朝鮮へ重油などのエネルギー支援を行うことが伝えられると、「調査会としては政府の支援を受けない」と言及したという情報が一部で伝えられていたようですが、「拉致問題での誠意ある対応がなければ、日本政府は一切エネルギー支援は行わない」としたことで、その言及は大きく伝わることは無かったようです。
やはり、資金援助の話しは返上したようです。

2007/02/14(水)21540kHz での放送合戦

2007/02/14 14:04 BCL(短波)
中国語局同士が放送合戦やってます・・・
「放送合戦」ですから見事に混信を引き起こしています

 21540kHzの混信 〔2/14 13:39 頃, 1分30秒〕
#過大レベルで音が歪んで、聞きずらいですorz

広東語と北京語なので、たぶんいつもの構図なのかと。
一方は CRI と確認できます。
HFCC 提供のB06 スケジュールによると、割り当ては台湾向け放送らしいんですが、それ以上のことはこの資料からはよく判りません。orz
'International Broadcasting Bureau' を直訳すると、「行政直轄の国際放送局」となるので、どう解釈していいものか・・・ ^^; < 詳しい人に解説求む...

2007/02/13(火)渋滞&路面凍結

2007/02/13 23:59 おもしろ無線
今日の札幌は、特に幹線道路で渋滞が激しかったです。
連休明け初日であったのと、ここ1週間で札幌周辺に集中的に雪が降ったため、幹線道路は多くの場所で除雪の為、車線が1つ減ってしまったことによるのと、路面凍結で道路がスケートリンクのようになっていたということが原因かと。

道中、交通事故処理中の場面を2件ほど見かけました。珍しく、2件とも軽乗用車 vs 普通乗用車 だったです。
#大抵は、片方がRVタイプだったりするんだが・・・

今日は、昼間出かけたのですが、行きは片側3車線になっている国道は車線が1つ減って 2km ほどの渋滞に巻き込まれ、帰りは、4車線区間になっている部分を通って帰ったのですが、同じく車線が1つ減って、どうみても 4km ほどの渋滞になっていました。

帰宅してバス無線をしばらく聞いていましたが、「諦めムード」が漂っていました(苦笑)
それよりも、滑る場所の情報交換が主だったという状況でした。。