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2006年03月01日の記事

2006/03/01(水)2006年3月の市町村合併(1)

2006/03/01 2:22 北海道の話題
このシリーズは5回です(笑)
北海道での市町村合併ネタを綴っていきます。今日付けの合併は2箇所です。
共通点は何故か「飛び地合併」。

1)伊達市+有珠郡大滝村 → 伊達市
 大滝村が伊達市に編入される形になり、大滝村は閉村します。
 地理的に連続していないため、飛び地合併。

 伊達市は室蘭市の西隣、有珠山が見える場所で、合併後の人口はおよそ 37,000人。
 伊達市は、伊達藩一族の集団移住で開拓されたということで知られ、そのまま市の名前になっています。

 旧大滝村地域は、温泉地帯です。
 北海道では、「盤渓」(ばんけい)、「北湯沢」(きたゆざわ)という名前で知られています。

2)沙流郡日高町+沙流郡門別町 → 沙流郡日高町
 合体(一旦自治体組織を廃止し、該当地域を以って新設)のような形での合併。
 こちらも地理的に連続していないため、飛び地合併。
 自治体の本庁は、旧門別町になりますが、町名を日高町として残した形です。

 旧門別町は太平洋沿岸の町、旧日高町は山岳地帯で、札幌―帯広・釧路間の交通の要所。
 合併後の人口は、約14700人、面積992.64km2

 これらにより、北海道の市町村数は、 194 → 192。