2013/02/07(木)旧版 FreeBSD のサポート期限
2017/10/12 5:15

FreeBSD 7.x のサポートは今月末、FreeBSD 9.0 のサポートは来月末で終了のようです。
提供の主力は FreeBSD 9系に移行しています。
FreeBSD 7.x/8.x で動作する殆どのソフトウェアは、FreeBSD 9系でもそのまま動作しますが、FreeBSD 9では、ディスクパーティション周りが変更されているので注意が必要です。
こちらでは、FreeBSD 9系に移行する際、HDDパーティションが正しく認識されない現象が起き、起動できない不具合が1台のみで発生しました。
HDDが全て IDE タイプのみか、S-ATA タイプのみで構成されている場合は、問題ないのですが、混在している場合にBIOSとの相性のせいか、この不具合がまれに起きるようです。
2013/01/07(月)FreeBSD 9.1 リリースの正式アナウンス
2017/10/12 5:14
個人的には、この時期でないと出来ないような色々と収益にならないが環境維持に不可欠な作業があり、全く休めませんでした。。
いつものように適当な意訳を、、間違ってたらコメントを。
元ネタ:FreeBSD 9.1-RELEASE Announcement〔FreeBSD オフィシャルサイト〕
・新たにインテル製の GPU ドライバ (GEM/KMS) をサポートした。
・netmap(4) ユーザ定義可能な高速パケットI/O フレームワーク。
・illumos プロジェクトにより、改良された ZFS システムを提供。
・CAMターゲットレイヤによる、ディスクおよびプロセッサデバイスエミュレーション・サブシステム
・新たに C++ 11 スタックは、LLVM、libc++、libcxxrt を含んでいる。
・このバージョンの Jail は、devfs、nullfs、zfsマウントおよび設定ファイルをサポート。
・POSIX2008の拡張ロケールサポート。Darwin extensions と互換がある。
・oce(4) ドライバは、Emulex OneConnect 10Gbit イーサネットカードを新たにサポート。
・sfxge(4) ドライバは、10Gbit イーサネットカード Solarflare SFC9000 ベースものを新たにサポート。
・Xen Paravirtualize 対応 バックエンドイーサネットドライバを改良。
・hpt27xx(4) ドライバは、 HighPoint RocketRAID 27xx ベースものの SAS 6Gb/s HBA サポート。
・GEOM マルチパス改良。
・GEOM RAID は、ataraid(8) で提供され、デフォルトでソフトウェア RAID が有効。
・カーネルは、AVX FPU 拡張をサポート。
・IPv6ハードウェアに対応する多数の改良。運用サポート負荷軽減が期待される。
2012/12/23(日)FreeBSD ソースツリーは subversion 管理へ
2017/10/12 5:12
#個人的にはあまり subversion の使い勝手が好きになれなくて、、、orz
今まで csup 使っていたのですが、「もうサポートしないすよ」みたいな感じですので、、
#とはいえ、csup で 9.1R に出来たのだが、、、
○最初の1回
# cd /usr/src
# rm -rf *
# svn checkout svn://svn.FreeBSD.org/base/releng/9.1 /usr/src
releng/9.1 の部分が、リリースの度に変わります。
FreeBSD 9.2 だと、おそらく、releng/9.2 になります。
○次回から
# svn update /usr/src
尚、 subversion は、 FreeBSD ベースシステムには入っていません。ports や packages から手動インストールする必要があります。
2012/12/23(日)FreeBSD 9.1R
2017/10/12 5:11
先日(12/18) に、どういうわけか PC-BSD 9.1 が先行してリリースされています。
試しに、実験運用用途のサーバにアップデートインストールしてみたら、ご覧のようにインストール出来てしまいました。

ここらへん あたり眺めると、IntelなGDC がまともに動かない場合があるとか。
実運用環境への適用は、やはり、正式アナウンス後です。
2012/12/16(日)FreeBSD 9.1-PRERELEASE
2017/10/12 5:10
#日本語文は下のほうにあります。
---原文ここから
From: Glen Barber <gjb@FreeBSD.org>
To: freebsd-announce@FreeBSD.org
I am pleased to announce the re-availability of FreeBSD development
snapshots provided by the FreeBSD Project.
As with any development branch, these snapshots are not intended
for use on production systems. However, we do encourage testing on
non-production systems as much as possible.
At this time, installation images are available for
- 10.0-CURRENT/amd64
- 10.0-CURRENT/i386
- 10.0-CURRENT/powerpc
- 10.0-CURRENT/powerpc64
- 9.1-PRERELEASE/amd64
- 9.1-PRERELEASE/i386
Snapshots for the stable/8 branch are currently not available.
Please note, the 9.1-PRERELEASE images are the stable/9 branch,
not what will be 9.1-RELEASE.
Also note, the 10.0-CURRENT powerpc and powerpc64 builds do not
currently include a memstick image.
Users interested in testing the development branches are also
encouraged to subscribe to the freebsd-snapshots@ mailing list,
where new snapshot availability, including corresponding
installation image checksums, and any additional noteworthy
information about the images will be announced.
---原文ここまで
---機械的適用訳文ここから
FreeBSDプロジェクトによって提供されるFreeBSD開発スナップショットを発表できて、私は嬉しい。
任意の開発ブランチ同様、これらのスナップショットはプロダクション・システム上の使用を意図しません。
しかしながら、私たちは、できるだけ非生産品システム上のテストを促進します。
この時に、インストール・イメージは次のものに利用可能です:
- 10.0-CURRENT/amd64
- 10.0-CURRENT/i386
- 10.0-CURRENT/powerpc
- 10.0-CURRENE/powerpc64
- 9.1-PRERELEASE/amd64
- 9.1-PRERELEASE/i386
9.1-PRERELEASEイメージが、9.1-RELEASE ものではなくstable/9 ブランチであることに注意してください。
さらに、ノート、10.0-CURRENT powerpcおよびpowerpc64 プラットフォームは現在memstickイメージを含んでいません。
対応するインストール・イメージ・チェックサムを含む新しいスナップショット有効性、およびイメージに関するどんな付加的な注目すべき情報も発表される場合、開発枝のテストに興味を持っているユーザもfreebsd-snapshots@ メーリング・リストに参加するように激励されます。
---機械的適用訳文ここまで
要は、FreeBSD 9.1R の正式リリースは「ちょっと待てくれ」という意思表示のような、、
この状態では、年を越しそうな雰囲気です。
2012/11/27(火)冬支度
2012/10/28(日)Perl 5.16 では、Net::Twitter の OAuth が効かない?
2017/10/12 5:03
どうも Net::Twitter で、OAuth のエラーが出る模様。
設定は何回確認しても問題なし。各種 Key を再発行して設定してみたりしたが、状況は変わらず。
皆目、訳がわからないので、
Net::Twitter::Lite を導入し、これでやってみたら上手くいきました。
ということで、Net:Twitter は現時点で Perl 5.16 環境では使えない。
以前は、当たり前のように使用できたのに、、、
〔2012/11/03 追記〕
あれから、HDDの一部が逝ったらしく、fsck でかなり大量の復旧をしたところ、Perl モジュールの一部が消えてしまったことが判明し。。。再インストールしたら復旧。orz
どうもHDD上のファイルシステムの一部に問題があったのが原因。
モジュール自体の問題ではなさそう。。orz
2012/10/27(土)FreeBSD ports にて cvsup 利用の場合は、portsnap へ移行必要
2017/10/12 5:03
Ports に cvsup が「そのうち(来年2月末に)使えなくなる」という話です。
FreeBSD 本体のソースツリー管理に cvsup をご利用の諸氏は多いと思いますが、現時点ではこちらの方は提供継続のようです。
慣れ親しんだ管理手法が変わるので面倒くさいのですが、提供する側も面倒くさいことしているそうなので。。orz
portsnap というものを cvsup/csup の代わりに使うのですが、
使い方が日本語で以下で掲載されています:
A.6. Portsnap を使う 《リンク切れ確認 2022/11/07》
しかし、cvsup/csup から、 portsnap へ移行する場合は、最初の1回は移行作業が必要で、以下で日本語にて示されています:
5.5. Ports Collection の利用
(このページの 5.5.2. CVSup/csup から portsnap への移行 を参照)
移行には10分程度かかります。コーヒーブレイクでもしながら待ちましょう。 :-)
あとは、portversion,portupgrade などが今までとおり使うことができます。
2012/08/12(日)samba 3.6.7 は FreeBSD 8.3R でソースコードからそのまま構築できない
2017/10/12 5:01
samba は、構築に難儀するサーバアプリケーションのひとつで、個人的にはどうも好きにはなれません。Windows 絡みというものもあるが(爆)
samba 3.6.7 をソースコードから構築しようとすると、以下のような md5 部分のコンパイルエラーで途中で停止します:
../lib/crypto/md5.c:142: error: 'struct MD5Context' has no member named 'bits'
../lib/crypto/md5.c:144: error: 'struct MD5Context' has no member named 'buf'
../lib/crypto/md5.c:144: error: 'struct MD5Context' has no member named 'in'
../lib/crypto/md5.c:145: error: 'struct MD5Context' has no member named 'buf'
../lib/crypto/md5.c:146: error: 'struct MD5Context' has no member named 'buf'
The following command failed:
gcc -O -I. -I/usr/local/src/samba-3.6.7/source3
-I/usr/local/src/samba-3.6.7/source3/../lib/popt
-I/usr/local/src/samba-3.6.7/source3/../lib/iniparser/src
-Iinclude -I./include -I. -I. -I./../lib/replace
-I./../lib/tevent -I./librpc -I./.. -I./../lib/talloc -I../lib/tdb/include
-DHAVE_CONFIG_H -Iinclude -I./include -I. -I. -I./../lib/replace
-I./../lib/tevent -I./librpc -I./.. -I./../lib/popt -I/usr/local/include
-I/usr/local/src/samba-3.6.7/source3/lib -I.. -D_SAMBA_BUILD_=3
-D_SAMBA_BUILD_=3 -fPIC -DPIC -c ../lib/crypto/md5.c -o ../lib/crypto/md5.o
gmake: *** [../lib/crypto/md5.o] エラー 1
これは、FreeBSD8.3R の場合、samba で意図している <md5.h> の構造体の定義が異なっているためで、lib/crypto/md5.h を下記のように一部をコメントアウトする必要があります:
#define MD5_H
#ifndef HEADER_MD5_H
/* Try to avoid clashes with OpenSSL */
#define HEADER_MD5_H
#endif
/* #ifdef HAVE_MD5_H */
/*
* Try to avoid clashes with Solaris MD5 implementation.
* ...where almost all implementations follows:
* "Schneier's Cryptography Classics Library"
*/
/* #include <md5.h> */
/* #else */
struct MD5Context {
uint32_t buf[4];
uint32_t bits[2];
uint8_t in[64];
};
typedef struct MD5Context MD5_CTX;
void MD5Init(struct MD5Context *context);
void MD5Update(struct MD5Context *context, const uint8_t *buf,
size_t len);
void MD5Final(uint8_t digest[16], struct MD5Context *context);
/* #endif !HAVE_MD5_H */
#endif /* !MD5_H */
赤文字部分のようにコメントアウトします。
さらに、lib/crypto/md5.c を以下のように変更します:
#include "replace.h"
#include "md5.h"
変更 → #include "../lib/crypto/md5.h"
これらの変更後、コンパイルすると上手くいくようです。
2012/08/12(日)JETWAY PA74M2-LF では FreeBSD 9.0R は使えない?
2017/10/12 5:00

JETWAY 社 PA74M2-LF という サイズが microATX のマザーボード。
こちらで FreeBSD 8.3R-p1 から FreeBSD 9.0R-p4 へアップデートしようとしたが、
FreeBSD 9.0R-p4 は起動しない。
どうやら ACPI まわりの問題です。
現在、実運用しているサーバなので、いろいろ調べることもできず、とりあえず FreeBSD 8.3R に戻しました。設定が一部消えたので難儀しました。
9.1R がリリースされたときに再挑戦しようと思います。
起動オプションにて、ACPI サポートをOFF にするといけそうなのですが、
このマザーボードで FreeBSD 9.0R が使用できたという奇特な方が居られたら、コメントお願いします。