
免許を受けた全ての放送局や無線局は基本的に被免許人単位で呼び出し符号(コールサイン)が付与されます。
日本の放送局の場合は、JO○○ とか JO○○-TV というのがそれです。
日本の地上ディジタルTV放送は、JO○○-DTV という形で付与されます。
また、地上ディジタルTVでは、NHKを除き、一つの民放局が複数のコールサインを持つことが認められなくなったため、上記のように拠点地域でコールサインが異なるということは在り得ない話となります。
実は、7月24日の23時45分過ぎから、民放各局で上記のような画像が流れていたようなのですが、気付くのが遅れ、STVしか撮影できませんでした。orz
NHKは、7/24 23:59 過ぎに上記のような画面が出ることも無く、キャリアごと断(俗に言う砂嵐画面)となりました。
今回は、たまにブログ主の音楽趣味でも語ろうかと。
検索かけると、婦人ものアパレル屋だとか、犬の店とか出てくるが、ここではそういうものではなく、ドイツに居るシンセサイザー音楽を出しまくっているユニット名。
1967年から存在するグループだが、未だに現役。
メンバーは創設時から居るエドガー・フローゼ以外はごっそり変わっております。
現在のメンバーは、総勢5名ですが、なんと残り4名は、エドガー・フローゼから見れば、親子の年齢差がある・・・(^^;
このグループの曲を初めて知ったのは、1981年冬くらいに当時放送されていた NHK-FM の「クロスオーバーイレブン」にて流れたことによります。最初はどこの誰の曲だかわからなかった。。 ^^; でも何故かエアチェックで録音していました。
当時、シンセサイザー音楽と言えば、Y.M.O. だとか喜多郎が有名でしたが、メッセージ性と日本の音楽グループには無い表面的ではない何かを感じ取りました。衝撃というよりは、感動した記憶が。。σ(^^) はめったに感動しない性分だから、正常ではないのが間違いありません :-)
曲名は、FM放送の番組表が載っている雑誌でしか確認できない環境・時代です。
同じ曲が再びかかるのを期待して、その雑誌購入と、「クロスオーバーイレブン」の聴取を欠かない様になりました。 ← 我ながらすごく気長だと思う(爆)
そして、1983年の秋くらいに、「クロスオーバーイレブン」にて同じ曲がかかりました。
このときに曲名など確認。
「タンジェリンドリーム/キエフ・ミッション(kiew Mission)」
σ(^^) にとっては、この曲がタンジェリンドリームのファンになったきっかけの曲。
さて、この曲は3つのバージョンがあります。

※各画像クリックで、曲を確認できます。
一番左側が1981年当時のオリジナル。その横が2009年、ライブにて発表された Remake バージョン。最も右側は殆ど同じですが、サックスのパートがごっそりカットされたもの。これがCDで出ています。
1981年発表のものには、ロシア語のメッセージがあります。
動画に出てくるお姉さんが語っている内容そのものがそれ。
当時はソビエト連邦を中心とする共産主義とアメリカを中心とする資本主義の冷戦真っ只中です。
キエフ(現在のウクライナ)には大規模な軍事拠点があり、何をしでかすか判らないことを嘆き、皮肉った表現です。当時のプログレグループではごく普通のこと。
メッセージの英訳が以前、エドガー・フローゼによって提供されていました。
それを拾って意訳を試みたのが下記です。
「アジア、アフリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、アメリカ、これら大陸の将来の地球。
平和世界完成の状態を理解するために
未完成の状態を理解するために
話し合う、答える、喋る、そして考える。
人の心を読み取る人が、友人と交流する時にこのような内容が、広大無辺に伝わるのを知っている。
理性的な存在は会話や話し合いを大切にし、何度も繰り返すものなのだ。
アジア、アフリカ・・・(繰り返し)」
何喋ってるのか良く判らなかったのに、メッセージに心打たれるものがあったのを思い出しました(爆)。
本日 12:00(正午) にて、岩手県、宮城県、福島県を除く地域で地上アナログTV放送が終了しました。
24:00 まで、下記のような画面が出ているようです。この後、停波することになっています。
BCL的には VHF のTV電波が出なくなる分、外国のFM放送が入感しやすくなるので期待持てるのと、入感のバロメータである、「映像に縞模様」が使えなくなる、というのと、なかなか心境的に複雑です。
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HBC(TBS系) 1ch |
NHK総合 3ch |
STV(NTV系) 5ch |
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NHK教育 12ch |
TVH(TX系) 17ch |
UHB(CX系) 27ch |
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HTB(EX系) 35ch |
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「時代の変化を感じる」
「アナログTV終了は、何故か寂しい」
「貧乏人は対応するのが(経済的に)大変だ」
「これを機にTVを見なくなる若者もいるのでは。。」
ツイッター上の反応は様々です。
今年 3/11 の地震・津波で被害が大きかった岩手県・宮城県・福島県では 2012/03/31 まで、アナログTV放送が延長されます。
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HBC(TBS系) 1ch |
NHK総合 3ch |
STV(NTV系) 5ch |
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NHK教育 12ch |
TVH(TX系) 17ch |
UHB(CX系) 27ch |
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HTB(EX系) 35ch |
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撮影は、7月5日なので、「あと19日」と表示された状態になっています。
なかなか邪魔な表示です。
ところで、今回のアナログTV放送終了ですが、3/11 の地震災害が大きい岩手県・宮城県・福島県では終了が最大で1年延期されるようです。
(元記事 地上放送の完全デジタル化について )
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HBC(TBS系) 1ch |
NHK総合 3ch |
STV(NTV系) 5ch |
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NHK教育 12ch |
TVH(TX系) 17ch |
UHB(CX系) 27ch |
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HTB(EX系) 35ch |
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明日から告知画面が変わるらしいので、今日のうちにと思い、撮影してみました。
携帯電話付属カメラにての撮影なので、ちょっと画質は今ひとつかもしれません。。
画像クリックで、少し大きめの画像がポップアップします。
ch番号は、札幌親局のアナログTV放送chです。
永年親しんだこれらのチャンネル番号も見納めが近くなってきました。
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HBC(TBS系) 1ch |
NHK総合 3ch |
STV(NTV系) 5ch |
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NHK教育 12ch |
TVH(TX系) 17ch |
UHB(CX系) 27ch |
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HTB(EX系) 35ch |
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本当に時間取れずで、 久々の話題が、またTVHネタでアレなんですが、、
株式会社テレビ北海道の地上デジタルテレビ中継局 に予備免許
〔北海道総合通信局 2011/06/01 付けの 報道発表より〕
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局所 |
ch |
リモコン番号 |
空中線電力 |
試験電波発射
(予定) |
運用開始
(予定) |
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釧路 |
41 |
7 |
1kW |
2011/08 |
2011/08 |
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帯広 |
17 |
7 |
1kW |
2011/10 |
2011/11 |
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網走 |
14 |
7 |
1kW |
2011/10 |
2011/11 |
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北見 |
25 |
7 |
50W |
2011/10 |
2011/11 |

これは、NICTが提供する太陽黒点数27日周期のプロット表です。
( http://www2.nict.go.jp/y/y223/sept/swcenter/sunspot.html )
2009年は、黒点数0が50日程度続いた時期もありましたが、今年に入ってからは、黒点数0の日は激減しています。
太陽黒点数は、太陽活動の活性度を示す指標として利用されていて、黒点数と太陽活動活性度は比例するとされています。
太陽活動が盛んになると、短波帯以上で、電波の伝搬が良くなったり、時によっては異常伝搬を起こしたり、様々な現象が頻発する傾向が強くなります。
電波伝搬は、太陽活動活性度とかなり密接な関係にあることが各種の研究で知られています。
太陽黒点数は11年周期で多くなったり、少なくなったりを繰りかえすことが知られています。それに伴い、太陽活動も11年周期で活性・不活性を繰り返すのです。
今回は、11年周期が判明してから24回目のサイクルということで、「サイクル24」といわれています。
2009年から2010年が周期の底で、ピークは2013年頃と見られています。
特に短波帯から 150MHz くらいの間の周波数で電波伝搬がよくなったり、一時的に電離層で短波帯の電波を吸収してしまい、全く短波帯の遠距離伝搬が出来なくなり、通信不能に陥る現象=デリンジャー現象が時々発生するようになります。
ずっと、貧乏・暇無しです。
この世の中には、毎月外国に旅行に行くのに、それほど忙しく働いているわけでもない、いわゆる「カネ持ち」も居るわけで、こういうちょっとしたところで不平等を感じてしまいます。
本題ですが、去る 4/20 より北海道に於いてもインターネットラジオなるものが試験的にサービス始めました。
radiko

画面はこんな感じ。
北海道では、HBC・STV・FM北海道(AIR-G)・ラジオにっけいがサービスしています。
エリア外だと、エリア外表示となります。
アクセス元IPアドレスで地域を判定する、地域限定放送です。
現在の放送法や電気通信事業法では、こうしないと早い話、法律違反になります。
それをクリアしても地方の放送局が懸念するのはCM依頼・スポンサーが皆東京へ行ってしまうのではないか、ということ。行政・経済構造を徹底して地方分権させないと駄目です。いつまでもやらないですね。この点は民主党政権に始まったことではないです。
個人的には、このインターネットストリーミングには、あまり期待していません。
あくまでも、難聴取地域対策。
BCLは難聴取環境でいかにクリアな聴取を目指すか、というところに本当の面白さと原点があると思うのですが、そこは一部の現役BCLer でも無視される始末です。
ただ、一般向けには音質が良い、普段受信が困難な放送局も受信できるなどのメリットもあり、嬉しさの方が大きいでしょう。
災害には無力。山奥では無力。カーラジオのように移動受信に向かない。さらに聴取には「インターネット利用料金」という形でカネかかる。そういうのが、どうも敬遠したくなる一因。
受信に遅延が発生する。当方では5~6秒の遅延で、これは遅延が少ない優秀な部類です。
6年前になるが、北海道内の民間TV放送局のうち、最も後発局のテレビ北海道(TVh)のサービスエリアが、道東全域で視聴不可な件を書き記しました。
現状の世帯ベースでのカバー率は71% らしい。
ところが、もう1ヶ月以上経過しましたが、この度、国の支援で、3つの基幹中継局(釧路・帯広・網走)と、1つの中規模中継局(北見)を設置することになったようです。
株式会社テレビ北海道の地上デジタルテレビ中継局整備を支援
〔北海道総合通信局 報道資料 2010/12/27〕
以下、2011年10月時点における、サービスエリア予定。

黄緑色の部分が、地上アナログな放送も視聴できる従来からのサービスエリア。
薄桃色の部分が、地上ディジタルな放送のみ(いわゆるディジタル新局)視聴できるエリア(予定を含む)。
2010/12/24 に、ディジタル新局にて、新たにえりも町がTVh サービスエリアになりました。
2011年8月上旬目処に先ず釧路局を開局(当初予定は 2000年)、10月目処に帯広・網走・北見各局を開局する予定です。
これで、世帯ベースでカバー率 94% になるらしいです。
しかしながら、先行民放局並みにサービスエリアを広げるには、あと60余りの中小規模の中継局を建てなければならないようです。これが、残り 6% 。
殆どの地域が人口希薄地帯ですが、稚内、名寄、富良野、紋別、根室といった地域は、まだTVh の視聴ができません。