2013/03/22(金)VHF帯ディジタルラジオの一斉移行は見送り
2013/03/22 5:59
先ずは、Web記事の引用を・・・
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ラジオ、一斉デジタル化を正式断念 民放連 (朝日新聞 Web 記事 2013/03/22 00:13)
一斉デジタル化は、地上波テレビのデジタル化で空いたVHF帯の一部(V―Low帯)を活用する構想だった。ラジオ局のなかには引き続きデジタル化を目指す局がある一方で、アナログのままFM放送への移行を希望するAM局もある。総務省は今後、各社の意向を改めて確認し、電波の割り当てを検討する。
十数年続いた議論の末にたどり着いた結論に、民放連の井上弘会長は「長いこと中ぶらりんだった。自分たちの実力を鑑み、ラジオメディアの存続も考えて出した。批判や意見も十分承知している」と話した。
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正直なところ、これで良かったと思っています。
V-Low 帯とは 90MHz - 108MHz の周波数を指し、ちょうどTV放送の 1ch,2ch,3ch があった場所です。
この V-Low帯は 既存のFM放送 76MHz - 90MHz に連続する周波数帯で、少し前のラジカセなどでは、TV音声が受信できるようになっているものが多く、元々 76MHz - 108MHz が受信できるようになっているわけです。
すなわち、既存のアナログFM放送を 90MHz-108MHz でやっても受信機の問題は小さい。
都会では過密気味のコミュニティFM局に開放するのが現実的でしょう。
また、在京AM局の中には、FM帯への移行を検討している放送局もあります。
筆者は、単純なFM帯移行には賛成できませんが、従来のアナログ式FMによる同時放送をやるなら意味があると見ています。
・障害物があると届きにくく、見通し距離にしか届かないVHF帯電波の短所
・ノイズに強いFM方式の長所
・障害物があってもある程度回りこんでいく中波帯電波の長所
・大規模災害に強い中波帯送信施設
・ノイズに弱いAM方式の短所。
相互補完するのが現実的と思います。
さらに、radiko や らじる・らじる のようなインターネットラジオもありますが、これは
・災害時には、情報入手手段としては全く使い物にならない
・「移動しながら聴取する」というスタイルには合わない
という物理的にどうしようも無い問題があります。
ここで勘違いされるのは、都会の人間は交通機関で移動するのでしょうが、
地方で生活する人間の大多数の移動手段は、自動車である、という点です。
東京基準で何でも物事をごり押しされては、実情に合わず困るわけです。
ディジタルラジオは、FM東京は積極的ですが、他の民放局やNHKは様子見か導入に消極的という感じですね。
AM局のFM帯移行なんていうのは、地方ではちょっと考えられません。
同じく、ディジタルラジオという新たな受信機を買うような状況も地方では考えにくい状況です。
もう少し、社会情勢を見守って検討を続ける姿勢が必要だと思います。
2012/09/12(水)TVh(テレビ北海道)の中継局設置状況
2012/09/12 14:08
今年11月までには、下記の中継局が設置される予定で、既に予備免許が出ています。
上富良野 | 36ch/0.3W | 10月 |
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富良野 | 26ch/10W | 11月 |
和寒 | 17ch/3W | 10月 |
忠類 | 50ch/1W | 10月 |
白糠 | 39ch/0.1W | 10月 |
空知金山 | 47ch/1W | 11月 |
幾寅 | 47ch/1W | 11月 |
麓郷 | 17ch/1W | 11月 |
東山 | 47ch/1W | 11月 |
左から、中継局名・物理チャンネル/送信出力・開局予定月。
試験電波は、開局予定月の前の月から発射されます。
名寄から稚内方面へ中継するために重要な和寒中継局が整備されることから、来年度以降には名寄や稚内でもTVh が視聴可能になるものと思われます。
〔2012/11/19 追記〕
TVh 名寄局は、まだ予備免許交付されていませんが、今年12月試験電波発射・2013年1月開局で整備が進められているようです。
〔2013/01/13 追記〕
TVh 名寄局は、2012/12/25 付けで免許になったようです。この時点で中継局稼動中です。
2011/12/09(金)TVH 道東進出開始
2011/12/09 15:31
以下は、2011/01/24 の記事
■ テレビ北海道(TVh) のサービスエリア拡大(2011年8月以降) とだぶるのですが、サービスエリアが若干異なるので、作成しなおしてみました。
サービスエリア内であっても局地的に視聴不可だったり、逆にサービスエリア外であっても局地的に視聴可能な場合がよくあります。
例えば、北見市常呂付近では、局地的に網走局が受信不可なのですが、紋別市付近では、海岸の一部で網走局が受信できる場所もあります。ですから、目安程度にご利用ください。
今後は、残りの地域への展開がどうなるかが注目されるところです。
2011/09/02(金)NHKラジオのインターネット放送
2011/09/02 18:57
URL http://www3.nhk.or.jp/netradio/
(または http://nhk.jp/netradio/ 上記に自動リダイレクトします)
以下の点に留意する必要があります。
・2014(平成26)年3月末までの期間限定試行サービスである
・聴取自体は無料だが、プロバイダ等に支払う通信料金は自己負担(当然だが、、)
・関東地方のプロ(放送内容)のみが流れる
・基本的に日本国内限定である(Radiko 同様、IPアドレスで判定)
・時報、緊急地震情報、気象警報(各地方のもの)、道路情報(各地方のもの)は流れない
・著作権処理の問題で流れない番組もある
・遅延がある(数秒から1分前後)
この方式で最も懸案事項となるのが、遅延時間ですが、当方の環境では4~5秒程度で済んでおり、かなり優秀なほうです。
あくまでも難聴取対策とのことですが、個人的にはあまり期待していません。
移動しながら手軽に聴くという利用形態に合わないし、地方局プロは流れないしで、、
2011/08/12(金)たぶん永遠に拝見できない呼び出し符号
2011/08/12 23:02
免許を受けた全ての放送局や無線局は基本的に被免許人単位で呼び出し符号(コールサイン)が付与されます。
日本の放送局の場合は、JO○○ とか JO○○-TV というのがそれです。
日本の地上ディジタルTV放送は、JO○○-DTV という形で付与されます。
また、地上ディジタルTVでは、NHKを除き、一つの民放局が複数のコールサインを持つことが認められなくなったため、上記のように拠点地域でコールサインが異なるということは在り得ない話となります。
実は、7月24日の23時45分過ぎから、民放各局で上記のような画像が流れていたようなのですが、気付くのが遅れ、STVしか撮影できませんでした。orz
NHKは、7/24 23:59 過ぎに上記のような画面が出ることも無く、キャリアごと断(俗に言う砂嵐画面)となりました。
2011/07/24(日)地上アナログTV放送終了
2011/07/24 11:24
2011/07/23(土)いよいよ明日、アナログTV放送終了
2011/07/08(金)アナログTV放送終了まであと16日
2011/07/07 25:26
なかなか邪魔な表示です。
ところで、今回のアナログTV放送終了ですが、3/11 の地震災害が大きい岩手県・宮城県・福島県では終了が最大で1年延期されるようです。
(元記事 地上放送の完全デジタル化について )
HBC(TBS系) 1ch | NHK総合 3ch | STV(NTV系) 5ch |
NHK教育 12ch | TVH(TX系) 17ch | UHB(CX系) 27ch |
HTB(EX系) 35ch | ||
2011/06/30(木)アナログTV放送終了まであと24日
2011/06/02(木)TVHの道東4局に予備免許
2011/06/02 17:18
株式会社テレビ北海道の地上デジタルテレビ中継局 に予備免許
〔北海道総合通信局 2011/06/01 付けの 報道発表より〕
局所 | ch | リモコン番号 | 空中線電力 |
試験電波発射 (予定) |
運用開始 (予定) |
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釧路 | 41 | 7 | 1kW | 2011/08 | 2011/08 |
帯広 | 17 | 7 | 1kW | 2011/10 | 2011/11 |
網走 | 14 | 7 | 1kW | 2011/10 | 2011/11 |
北見 | 25 | 7 | 50W | 2011/10 | 2011/11 |