2006/03/27(月)2006年3月の市町村合併(4)
2006/03/27 6:47
このシリーズ中、最も数が多いです(苦笑)
1) 岩見沢市+空知郡北村+空知郡栗沢町 → 岩見沢市
空知郡北村と空知郡栗沢町が岩見沢市に編入する形での合併。
合併後の人口は約 93,000人ちょっと。面積 481.10km2。
といっても、人口の9割近くが、旧岩見沢市の地域です。
明治の中頃までは、岩見沢村だった地域で、行政区域的には、1897(明治30)年の状態に戻るだけです。
2) 名寄市+上川郡風連町 → 名寄市
名寄市と、上川郡風連町を一旦廃止し、該当区域を以って名寄市とする、合体のような形での合併。
合併後の人口は、約 31,000人。面積 535.23km2。
以下、全て胆振支庁管内です。
3) 虻田郡虻田町+虻田郡洞爺村 → 虻田郡洞爺湖町
虻田郡虻田町と虻田郡洞爺村を一旦廃止し、該当区域を以って虻田郡洞爺湖町とする、合体のような形での合併。
合併後の人口は、約11,000人余り。面積 180.54km2。
元々、虻田村だった地域で、行政区域的には、1920(大正 9)年の状態に戻ります。
概ね洞爺湖の西半分が、洞爺湖町の区域です。
4) 勇払郡早来町+勇払郡追分町 → 勇払郡安平町
1952(昭和27)年に2つに別れたものが、元に戻るだけです。
元々「安平村」だったので、その名を取って「安平町」です。
合併後の人口は、約 9,200人ほど。面積 237.17km2。
2つに分かれた頃は、人口や行政の勢いは均衡していたようですが、1970年代後半から、追分町の人口減が激しく、この区域の中心は、早来側になってしまったようです。
新しい役場も旧早来町側になる模様です。
5) 勇払郡鵡川町+勇払郡穂別町 → 勇払郡むかわ町
行政区域的には、1912(明治45)年の状態に戻ります。
合併後の人口は、10,600人ほど。面積 712.91km2。
結構、南北方向に細長い行政区域になります。ちなみに、北隣りは占冠村。
これらにより北海道の市町村数は、 188 → 182。
一気に6つ減ります。
次は、31日です。
2006/03/20(月)2006年3月の市町村合併(3)
2006/03/19 25:22
2006年3月の合併シリーズとしては、最も小規模です。
・枝幸郡枝幸町+枝幸郡歌登町 → 枝幸郡枝幸町
2つの町を一旦廃止し、該当地域をもって新設、という合体のような形での合併です。
今のところ(3/20 AM 01:25 現在)、両町役場のWebサイトには、合併に関し、特にこれといった情報はありません。
合併後の人口は、約 9,800人。
もともと、枝幸村だった地域で、1939(昭和14)年の状態に戻るだけです。
合併後の面積は、1115.70km2。
一応、北緯45度の街として密かな宣伝しています。
これより北には、稚内をはじめ、利尻島・礼文島などあります。
また、元ラジオ少年的には、サハリンが地理的に近接しているのを裏付ける意味で、昼間でもサハリンのローカルAM局が入感する地域として認識しています。
FM局については、日本と周波数が異なり、専用の受信機も持ち合わせていない貧乏人なので、確認していません。
次の合併は、1週間後です。これで北海道の市町村数 189 → 188。
2006/03/07(火)公立高校の試験日
2006/03/07 17:29
昨年同様、チェックしてみました。(2006/03/07 16時頃)
北海道放送(HBC) | TBS系 | 高校入試関係の特設番組 |
NHK総合 | 国会中継 | |
札幌テレビ(STV) | 日本テレビ系 | 高校入試関係の特設番組 |
NHK教育 | おかあさんといっしょ(?) | |
テレビ北海道(TVH) | テレビ東京系 | 高校入試関係の特設番組 |
北海道文化放送(UHB) | フジテレビ系 | 通常の街角中継系番組 |
北海道テレビ(HTB) | テレビ朝日系 | テレビショッピング |
定員削減を行ったせいか、全体的に合否ラインは点数/内申の高い方へ移動したようです。
昨年もそうでしたが、一番熱心なのが、北海道放送(HBC)です。
ちなみに去年は・・・ (2005/03/03)
北海道放送(HBC) | TBS系 | 高校入試関係の特設番組 |
NHK総合 | 国会中継 | |
札幌テレビ(STV) | 日本テレビ系 | 高校入試関係の特設番組 |
NHK教育 | おかあさんといっしょ(?) | |
テレビ北海道(TVH) | テレビ東京系 | 高校入試関係の特設番組 |
北海道文化放送(UHB) | フジテレビ系 | 通常の街角中継系番組 |
北海道テレビ(HTB) | テレビ朝日系 | 昼メロ(?) |
高校受験特設番組組んだ放送局は、昨年も同じだったです:-)
NHK総合は、去年も国会中継やってたようです。
2006/03/05(日)2006年3月の市町村合併(2)
2006/03/04 25:29
2006年3月の合併シリーズとしては、最も大規模です。
・北見市+常呂郡端野町+常呂郡留辺蘂町+常呂郡常呂町 → 北見市
3町が北見市に編入という形ではなく、1市3町を一旦廃止し、該当地域を以って新設、という合体のような形での合併です。
合併後の人口は、約13万人。しかし、人口の85%は、旧北見市の区域です。
合併後の面積は、1427.56km2。札幌市や釧路市より自治体の面積としては広いです。
旭川から網走へ向かって、国道39号線の石北峠を越えると、そこはもう北見市になります。峠から北見市の都心までは約60km。
旧常呂町地域は、電話の市外局番が網走と同じで、網走市と結びつきが強いと思うのですが、同じ常呂郡どうしでの合併を選択したようです。
(北見市の市制施行前は 常呂郡野付牛町)
これにより、北海道の市町村数は 192 → 189。
次の合併は、2週間後です。
2006/03/01(水)2006年3月の市町村合併(1)
2006/03/01 2:22
北海道での市町村合併ネタを綴っていきます。今日付けの合併は2箇所です。
共通点は何故か「飛び地合併」。
1)伊達市+有珠郡大滝村 → 伊達市
大滝村が伊達市に編入される形になり、大滝村は閉村します。
地理的に連続していないため、飛び地合併。
伊達市は室蘭市の西隣、有珠山が見える場所で、合併後の人口はおよそ 37,000人。
伊達市は、伊達藩一族の集団移住で開拓されたということで知られ、そのまま市の名前になっています。
旧大滝村地域は、温泉地帯です。
北海道では、「盤渓」(ばんけい)、「北湯沢」(きたゆざわ)という名前で知られています。
2)沙流郡日高町+沙流郡門別町 → 沙流郡日高町
合体(一旦自治体組織を廃止し、該当地域を以って新設)のような形での合併。
こちらも地理的に連続していないため、飛び地合併。
自治体の本庁は、旧門別町になりますが、町名を日高町として残した形です。
旧門別町は太平洋沿岸の町、旧日高町は山岳地帯で、札幌―帯広・釧路間の交通の要所。
合併後の人口は、約14700人、面積992.64km2。
これらにより、北海道の市町村数は、 194 → 192。
2006/02/06(月)中川郡幕別町+広尾郡忠類村 → 中川郡幕別町
2006/02/06 16:20
幕別町は、帯広市に隣接(東隣り)し、人口は約28,000人。
幕別町は元々南北に長いのですが、十勝地方南部の忠類村編入で、更に南に長くなった形です。
これで、北海道の市町村数は、 195 → 194。
某地元局の番組も どさんこワイド195 → どさんこワイド194 に早速変わっています。
今回はロゴも即変更したようです ^^;
北海道では、2月の合併はこれで終了。3月は5回に分けて合併が予定されています。
2006/02/01(水)上磯郡上磯町+亀田郡大野町 → 北斗市
2006/02/01 3:18
厳密には、36番目(1972年に亀田市が函館市へ編入されているため)なんですが...
上磯町も大野町も函館市に隣接しています。 人口 約 48,000人です。
これによって北海道の市町村数は 196 → 195。
ちなみに大野町は、新函館駅(新幹線駅)が建設される予定です。
ローカル放送局の地域情報番組は、すでに「どさんこワイド196」から「どさんこワイド195」に変わってました ^^;
北海道では、2/6 にも合併がありますよ(^^)
2006/01/06(金)かつては盟友だったと思うが...
2005/10/11(火)市町村合併(釧路地区)
2005/10/11 3:50
次は来年2月。(だったと思う^^;)
1)釧路市+阿寒町+音別町 → 釧路市
面積は 1362.75km2 で阿寒湖周辺まで釧路市になってしまいます。
人口は20万人弱。
また、旧音別町地域が地理的に飛び地になります。
北海道の市町村数 198 → 196。
さらにちょっとだけアマチュア無線での全市町村制覇がやりやすくなりました(ばき☆)
2005/10/01(土)市町村合併
2005/10/01 6:00
1)石狩市+厚田村+浜益村 → 石狩市
石狩市は札幌市の北に隣接する人口5万5千人くらいの都市です。
石狩市がこの2つの村を編入する形になります。
元々の石狩市は 120km2 ちょっとのサイズですが、この合併で 724.23km2 になり、南北に長い行政区域になります。
編入しても人口は6万人になるかならないか、といったレベルです。
2)八雲町+熊石町 → 八雲町
この2つの町は、渡島半島の真ん中付近にある町です。
八雲町は太平洋側、熊石町は日本海側です。山地を挟んで隣接しています。
2つの町を一旦廃止し、新設するという形(合体?)での合併です。
2つの海洋に面するので、新たに「二海郡」(ふたみぐん)という郡を設け、「二海郡八雲町」となるようです。
蛇足ですが、北海道新幹線では、新八雲駅設置が、八雲町の太平洋側に予定されています。
3)生田原町+遠軽町+丸瀬布町+白滝村 → 遠軽町
これら4つの町村は、オホーツク海沿岸地域のうち、紋別や北見に隣接する地域です。
4つの町村を一旦廃止し、新設するという形(合体?)での合併です。
合併後の面積は 1332.32km2、人口は約 23000人くらいになります。
じつは、これら4つの町村は、1924(大正13)年までは、遠軽村そのものだった地域で、今回の合併で、大正13年の行政区域に戻るだけ、という状態でもあります。
これらの合併で、北海道の市町村数は 200を切って、198になります。
このあと、10/11 と来年2月から3月にかけてもいくつか合併が北海道内では予定されています。
アマチュア無線の交信では、全市町村制覇がやりやすくなったかもです(ばき☆)