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2005年07月16日の記事

2005/07/16(土)気象情報FAXの受信

2005/07/16 15:21 SWL
ここ数日、放送局以外の通信サービスの受信なんぞを試みていました。
ここ
(無線のムに濁点さん)のとこで紹介されていた NAVTEX 通信や、FAX通信。
気象FAX通信の受信が成功しました(^^)

受信には専用の受信機は必要ありませんが、 SSB モードがある短波ラジオ、サウンド機能があるパソコン(今のメーカー製パソコンは大抵その機能がついています)、受信機の音声からFAX受信を行うソフト、オーディオケーブルが必要です。
USB 受信の場合は公称周波数より1~2kHzほど低い周波数、 LSB 受信の場合は公称周波数より1~2kHzほど高い周波数で受信します。

使用機材等は以下です:
・受信機 ICF-SW7600GR+AN-1
・受信情報 7303kHz、USB、120rpm、通常、多階調
 FAXデコードに 自作PC(Duron 700MHz、256Mbyte メモリ), WinFAX 使用

20050716IR2※横幅が広いため 800x600 では拡大画像が表示し切れません ^^;
ところどころに縦すじが入ってしまってますが、これはフェージングの谷間で雑音が増えたことによるものです。

きちんとしたアンテナとロケーションさえ良ければもっときれいな画像になるのでしょうが・・・ ^^;
更に、画像の上下がずれています ^^;
このソフトの問題のような気が... ^^;


これは、今日の AM4時過ぎに受信した気象衛星画像です。
1画面受信に約15分くらいかかりました。
台風5号の台風の目が明確に出ています。

20050716WG2 ← 天気図はこちら
これらは気象庁が24時間ほぼ休み無く何かしらの気象情報を短波でFAX送信しているものです。
受信される各種情報は、気象予報士が天気予報するときに使うようなものです。



短波では、3622.5kHz、7305kHz、9970kHz、13597kHz、18220kHz、23522.9kHz で送信されているようです。
3622.5kHz は当地ではノイズが多く、受信画像が明瞭になりません。
7305kHz は短波放送がひしめく場所で、混信するので、早朝しか使えません。
9970kHz と、18220kHz は電波キャリアそのものを確認できませんでした。
これはこれで填まりそうです(^^)