2014/03/31(月)TVh(テレビ北海道) のサービスエリア整備状況 [2014/03/31 現在]

2014/03/31 22:39 放送一般
久々に更新してみました。 今までの経緯は

TVh(テレビ北海道)の中継局設置状況 (2012/09/12)
TVH 道東進出開始 (2011/12/09)
テレビ北海道(TVh) のサービスエリア拡大(2011年8月以降)  (2011/01/24)
民放TV~テレビ北海道(TVh)のサービスエリア (2005/02/03)

を参照ください。
宗谷地方と根室地方を除き、大半の地域で視聴が可能になってきました。
宗谷地方は知駒中継局が当該地域の基幹中継局になっているようで、この中継局の整備待ち、
根室地方は恐らく中標津中継局の整備待ち、というところでしょうか。

状況を把握している方は引き続き、情報提供をよろしくおねがいします。
憶測や「誰から言っていたという伝聞」ではなく、きちんとウラをとったものを希望しています。
各位、宜しくお願いいたします。

※追記(お願い)
 TVh 視聴エリア関連のコメントは、以後、この記事へお願いします。


2014/03/26(水)A14スケジュール(2014/03/30 ~) の日本語放送

2014/03/26 22:50 BCL(短波)
毎年恒例の周波数変更の季節になりました。
今年は 3/30 より夏スケジュールになります。日本語放送のみを知り得た範囲で、簡単にまとめてみました。

情報参照元:  http://hfcc.org/data/ 
記載時刻はJST
 5965kHz ロシアの声    21:00-23:00
 6155kHz KBSワールド   17:00-19:00
 7215kHz 中国国際放送   22:00-23:00
 7220kHz 中国国際放送   23:00-24:00
 7235kHz ロシアの声    21:00-23:00
 7275kHz KBSワールド   16:00-18:00
 7325kHz 中国国際放送   19:00-23:00
 7395kHz 中国国際放送   23:00-24:00
 7430kHz 中国国際放送   23:00-24:00
 9390kHz ラジオタイランド 22:00-22:15
 9535kHz 中国国際放送   07:00-08:00
 9540kHz イラン国際放送  05:50-06:50
 9580kHz KBSワールド      09:00-12:00
 9585kHz 中国国際放送   00:00-01:00
 9805kHz KBSワールド   18:00-20:00
 9840kHz ベトナムの声   20:00-21:30 
 9840kHz ベトナムの声   22:00-22:30 
 9950kHz 台湾国際放送   22:30-22:57
 9960kHz 聖書の声     23:30-24:30
11620kHz 中国国際放送   19:00-22:00
11680kHz 中国国際放送   08:00-09:00
11810kHz KBSワールド   11:00-12:00
11830kHz イラン国際放送  05:50-06:50
12020kHz ベトナムの声   20:00-22:30 
13630kHz イラン国際放送  22:20-23:20
13640kHz 中国国際放送   07:00-09:00
15400kHz HCJB       20:00-20:30 ※毎週土曜と日曜
15525kHz HCJB       07:25-08:00 ※毎週土曜と日曜
15555kHz イラン国際放送  22:20-23:20
短波放送自体の廃止が取り沙汰されている「ロシアの声」ですが、どうやら A14 スケジュールにおいても継続の模様です。
しかも、現況の 5980kHz の一波から増波されます。
ただ、この国は特に、シーズン途上でも周波数の増波や停波な日常的ですから、BCLer としては楽観視できません。

21800kHz で 15:00-19:00 JST に聴取できる VOR 英語放送ワールドサービスも継続の模様です。

2014/03/24(月)今更ながら乱数放送の中身を考える

2014/03/24 17:09 SWL
乱数放送といえば、受信行為そのものが怪しいイメージの上にマニアックであり、
その内容まで考えたことは無い人が大半ではないかと思います。

実際のところ、「乱数放送」といっても、送り手と受け手である種の決め事を予め決めておき、規則的に数字を並べているに過ぎません。
その規則を知らなければ単なる無意味な数字の羅列・・・乱数にしか聞こえないわけです。

ごく簡単に「乱数放送」を模擬してみましょう。
コンピュータで文字を表現する場合、文字の一つ一つに文字コードというのを割り当てます。
旧ラテン語圏であれば、100もあれば足りるでしょうが、日本語など文字種が多いと、その数は数千は必要になりますね。

日本語の場合、コンピュータに使われている文字コードは複数乱立しており、1980年代には既に主だったものだけでも3つありました。
以下は、SHARP MZ-2500 オーナーズマニュアルにまとめられていた文字コード表のごく一部を抜粋したものです。



例えば「開局」という文字をコンピュータで表現する場合、上記の区点コードでは 1911 2241 と表現します。
両者で「日本語の区点コードを使う」と事前に申し合わせておけば、 1911 2241 と送り手で数字の羅列を送れば、受け手はこの文字コード表から解読して「開局」という文字が復元できる、というわけです。

5桁にしたければ、シフトJISコードまたはJISコードを使います。
同じ文字をシフトJISコードで表現すれば、 35402 35783 (それぞれ 16進数表記を 10進数に変換)となり、
JIS コードで表現すれば、 13099 13897 (それぞれ 16進数表記を 10進数に変換)となります。

同じ文字でも、別の文字コードにすると、こんなふうに送り手の内容は全く違ったものになることが判ります。

実際の乱数放送はもっと複雑なことをしていると考えられますが、イメージとしてはこんな感じだと思います。

蛇足ですが、現在はコンピュータ上の文字コードとして、区点コードは殆ど使われず、シフトJISが日本語版のWindows や Web サイトの一部で利用され、JIS コードは電子メールなどの文字コード ISO-2022-JP として、国際標準の日本語文字コードとして位置づけられ、更に Unix や Linux 上では EUC-JP 、 UTF-8/UTF-7/UCS-2/UCS-4 といったUnicode 群など、乱立している状態です。

北朝鮮の乱数放送は、かつては、日本の小説をベースにした独自の解読表が使われているといった推測がなされていたりしましたが、実際のところは不明です。