2016/03/28(月)航空自衛隊 ブルーインパルス

2016/03/28 22:30 北海道の話題
先日(2016/03/26)、北海道新幹線が暫定開業しました。
案の定、地上系マスメディアはブルーインパルスの件は殆ど報道していませんでしたが、Youtube 等に沢山アップされていました。
生で観たら感動するだろうなぁ。。 と思いますが、札幌延伸開業の時は来てくれるのだろうか。


2016/03/16(水)どんなに音量上げても音が小さい・・・ ~ そんなときは「ラウドネス等化」

2016/03/16 16:37 コラム
意外にも効果があるので、技術屋的解説を試みつつ、、
最近、特にYoutube 等で動画を見ているとどんなに音量を上げても「音が小さい」という動画が時折あります。
これは歳食って耳が遠くなったのではなく(そういう場合も有り得るが)、昨今のオーディオアンプが正直なだけです。
この図は、一般的な人間の聴覚曲線を示しており、「ラウドネス等曲線」と言われており、国際標準規格 ISO226-2003 で「このデータを前提に音響機器作ってね」という指針になっています。
人間の聴覚感度は音の高さで大きく異なっています。

音圧は現在では 20μPa(マイクロパスカル) を基準としたデシベル値で表記されるようになっております。
Pa(パスカル)というのは、圧力の単位であり、天気予報の時なんかのhPa(ヘクトパスカル) はお馴染みの方々も多いでしょう。

音圧を示すもうひとつの単位に「ホン」があります。
これは 1000Hzの時の音圧を基準に聴覚補正したもので、
1000Hz の音圧(dB) と聴覚音圧(ホン) は同じ値になります。
1000Hz の音圧40dBは40ホン、1000Hzの音圧80dB は80ホンといった具合ですが、200Hz の40ホンは、50dBの音圧、200Hz の80ホンは 85dB の音圧というふうになります。
つまり、同じ大きさの音に感じるためには、1000Hz の時よりも大きな音圧でないと人間の耳には「同じ大きさには聴こえない」というわけです。

ちなみに0ホンは「可聴限界(threshold)」と言われており、これより小さい音圧は人間の耳には聞こえないとされています。
上記の図でわかるように 1000Hz より低い音は同じ音圧だと人間の耳には小さく聞こえます。
これが、「どんなに音量上げても音が小さい」原因です。

これを補正するのを「ラウドネス等化」と言います。
Windows10 には標準でこの機能があるので、設定方法を紹介しておきます。

1) 画面右下のタスクバーから、下記で示すスピーカのアイコンを右クリックした後、再生デバイス(P) をクリック。


2)下記を参照に「ラウドネス等化」を有効にする。
#蛇足ですが「スピーカフィル」は、2ch ステレオを 4ch ステレオで聴くためのオプションです。



2016/03/08(火)インターネットラジオ - SHOUTCast

2016/03/08 19:15 インターネット
いわゆるストリーミングラジオとしては結構古い形式なんですが、
おそらく仕様が公開されているものとしては最も普及していると思います。

筆者のところでは、これの事業にほんの少しだけ関わっています。


提起のサイト (https://www.shoutcast.com/) では、数万のいわゆる「ネットラジオ局」のリストがあり、無償で聴取できます。
聴取するためには、SHOUTcast に対応したソフトウェアが必要ですが、手っ取り早いのはWindows であれば WINAMP ですね。
GOMPlayer なんかも使えるかもしれませんが、WINAMP で間に合っているので、試したことがありません。
Unix/Linux 上だと、幾つかあります。

聴取カテゴリ別にラジオ局が分類されています。筆者は聴取カテゴリとして、 Electronic → Trance が多いですね。

インターネットラジオの大きな不満点はやはり、「いつでもどこでも」というわけには行かないところ。
いくらスマートフォンで聴けると言っても「通信量制限」がある。屋外でフリーアクセスの WiFi でも探すのかな?
筆者の場合、中距離・長距離移動しながら聴取というパターンが外出の場合殆どなので、通信量制限以前に全く話にならない。
「珍局受信」という楽しみも殆どありません。

SHOUTcast のラジオ局一覧をよく見ると、外国、特に欧州ではFM局の補完的な使われ方をしているようです。
欧州のFM局と同じプログラムを聴取できたります。
これは日本では、電気通信事業法や放送法の法規制に引っかかって、NHK以外の既存民放局は同じことができません。
Radiko や「らじる・らじる」は、接続要求元が日本国内の何処かまで判定して、サービスしているのです。

最近、中波放送している局でFMラジオで補完中継(正確には 昔のTV放送 1ch - 3chの周波数帯)する放送局が増えてきました。北海道では、札幌にFMラジオ補完中継の周波数割り当てだけはありますが、補完中継局を設置する動きはまだ無いようです。Radiko で聴取はできます。

個人的には Radiko よりも補完中継局のほうが求める需要かな。 移動中にネットラジオは案外不便。
札幌の街中でも中波放送が局所的に聴取しずらいところが急速に増えている感じです。