2006/07/29(土)元ラジオ少年日誌的アンケートから-短波放送について

2006/07/29 21:36 コラム
アンケートを実施したのは先月ですが、偶然にタイムリーなものになってしまったようです ^^;;
「設問 7 短波放送は今後どうあるべきでしょうか?」 というころで、必須で回答をお願いしていました。
結果は以下です:

インターネット放送に移行   6 名  (15.00%)
現状維持するべき   15 名  (37.50%)
むしろ、拡充するべき   16 名  (40.00%)
世界の潮流に乗ってDRM化   3 名  ( 7.50%)
今の時点でも不要   0 名  ( 0.00%)

Webラジオが最近出回り始めている事実からして、うまくやれば短波放送の代替になるのかもしれませんが、基本的に有線通信が主体なので、ラジオ本来の有用性から考えると、通信回線の確保に懸念が残るのが正直なところです。

ここでもはっきりしていますが、「不要」と回答は無かったです。
蛇足ですがDRMは、いわゆる地上デジタル放送のラジオ版のようなものですが、聞くところによるとFM放送レベルの音質なのだそうで。

「拡充すべき」が全体の4割で、ここでは最も多くなっています。日本を取り巻く国際情勢考えれば、必然的な意見だと思います。
「現状維持すべき」も4割弱で、8割弱がNHKの国際放送のTV放送化になにかしらの疑問を呈していることになります。

もーちょっと(てか、もっとまともな有識者連中から)現場の意見聞いて軌道修正しなさいよ > NHK

と言いたいところです。

次ぎのアンケートネタ何にしようか、ちょっと悩み中です。 ^^;

2006/07/27(木)波紋を呼ぶNHK短波国際放送の縮小

2006/07/27 19:38 BCL(短波)
すでにあちこちで既出ですが、、
NHK報道資料:新しい国際放送に向けて、ラジオからテレビへ → 資料 〔PDFファイル〕

当事者には大変申し訳ないが、勘違いも甚だしいですつーか。
先ず、

・英語放送の充実=国際情報発信力の強化 では無い。
・国際TV放送の充実=国際放送の活性化 にはならない。

不幸にも一種のステレオタイプがNHKに出来上がってしまっている感じがします。
この報道資料からは、今回の見直しで最も重要視すべき近隣諸国への施策が抜けています。
現状維持なのでしょうが、国際放送の現状が貧弱だから外部から指摘された訳で、短波ラジオ放送を縮小しなさい、とは誰も言っていないんですよね。

一番痛いのは、英語TV放送の充実が国際情報発信力の強化に繋がると思い込んでいること。
おそらくNHKが考えているほどの効果は無いと思います。だいたい、国際TV放送てのは、手軽に視聴できるものではないんですよね。

また、内容的にも、海外赴任の経験された方の話聞くと概ね、「割り高なくせして面白くない」と。
比較的視聴する機会を得やすい BBC World TV の日本語放送ですら、短波放送聴くより一般の視聴者にとっては、受信設備からして結構な困難を伴い、どこでも手軽にというわけには行かないでしょう。

なので、この施策はちょっと理解に苦しみます。
国際放送審議会のメンバーもたぶん、頭でっかちの的外れメンバーなんだろうなぁと。

2006/07/23(日)元ラジオ少年日誌的アンケートから-NHKについて

2006/07/23 18:12 未分類
週の半ばにかけて、急遽遠距離往復したため、更新間隔が開いてしまいました ^^;
当該アンケートについては、個人的に勝手に設定したもので、NHKとの関わりは一切ありません。
#一応言及しておかないと変な詮索をするのがいるので....

「設問 6 NHKのラジオ放送かTV放送チャンネルを減らす検討がされていますが・・・」
ということで、必須で回答をお願いしていました。 多い順に並べ替えると以下のようになります:

削減の必要性に疑問   13 名  (32.50%)
とんでもない話だ   10 名  (25.00%)
止むを得ない   9 名  (22.50%)
当然のことだ   3 名  ( 7.50%)
時期尚早   3 名  ( 7.50%)
どうでもいい   2 名  ( 5.00%)

有識者として見た場合の意見としては、概ねこんな感じが妥当なのだろうなと。
そして、特に大都市の一般庶民的感覚だと「当然のことだ」がもっと多くなるのかなと思います。

断片的にあちこちのブログなどで既出ですが、NHK の放送チャンネル数は、現状でもはっきりいって「少ない」んです。
NHK とよく比較対照にされる イギリスのBBC はラジオがざっと7系統、テレビがざっと8系統。
(おそらくそれ以上の系統が実際には存在するはずです)

BBC が多いのではなく、国家を代表するような放送局だと、これくらいが概ね普通。
BBC も受信料(あちらでは、「TVライセンス料」とか言うらしい)収入で成り立っている、国とは独立した組織です。
そういうの見聞きしていると「チャンネル数減らせ」というのは、何かどこか問題の本質を勘違いしてるんでないんかい?
と思ってしまうわけです。

NHKは少ないチャンネル数であらゆる分野の放送があるから、いわば「ごった煮状態」です。これでは不満が出る層がいて自然でしょう。

BBCは、多チャンネル化を特定分野の専門的な放送に特化する形で実現しているようです。
例えば、スポーツ中継する専門系統局と、音楽を垂れ流す専門系統局、トーク番組を流す専門系統局、という具合に分かれていて、これが多くの聴取者が望んでいる放送形態ですよ。

2006/07/17(月)局地的豪雨で災害出動

2006/07/17 17:19 おもしろ無線
気象庁の降水レーダから

20060717

今日の午後から、札幌付近は断続的に雷雨です。
標高が低い一部の地域で下水などから雨水が溢れて道路冠水などの被害が出た模様。
消防が忙しくしています。

札幌付近に強い雨雲があって、これは北東方向へ少しづつ移動していますが、空知地方の幌加内付近に規模の大きい強い雨雲があり、これは殆ど動いていません。
幌加内方面の道路は通行止めになっているかもしれません。

十勝の北東の端にも強い雨雲がありますが、この位置だと、十勝・釧路方面から北見への通行が遮断される可能性がありそうです。
# 17:15 頃、札幌の雨は止みました。もう一回弱い雷雨が来るかも。

2006/07/16(日)元ラジオ少年日誌的アンケートから-人気のありそうな放送局は?

2006/07/16 17:29 コラム
引き続き、アンケートネタ第2弾です :-)
「設問 5 お気に入りの放送局があれば是非!」ということで、任意で回答をお願いしました。
結局、「聴かれる放送局に大して偏りはない」という感じでした。
ここでは、ちょっと面白そう(?)なものを拾ってみます :-)

回答者 5 AIR
― これだけだと航空無線全般をさすのかどうかよくわかりません。
FM北海道の愛称が Air-G なので、こっちを指している可能性もあるためです。。。

回答者 6 kyoi
― 懐かしいですね(^^) 今はもう無いはずなんですが ^^; 
KYOI みたいに24時間音楽流し続ける放送局は望まれているんですが、現状はその代替(17820kHz のRRI など)で我慢です。

回答者 16 J WAVE
― 首都圏に住んでいた頃は時々聞いていたんですけどね。開局した頃はかつての横浜FM みたいだったです。

回答者 26 MBS(北陸の地から必死に電波を拾ってタイガースナイターを聞くのが好きです。)
― ひょっとして、回答の主は、ページの右上で鼻血出している方でしょうか? ヾ(^^;
 北海道では、タイガースナイターの代わりに日ハムナイター/ジャイアンツナイターなのかも。

回答者 29 NHK-FM
― どうやら、アホな懇談会が削減対象にしたらしいが、結局は公明党の頑張りでなんとか帳消しに。あたりまえの判断にもエネルギーを費やす必要があるのが最近の省庁なのか。。

2006/07/14(金)久々にEスポ

2006/07/14 13:21 VHF帯以上のDX
韓国な放送局が 96.8MHz,98.7MHz あたりで、中国大陸な放送局が 97.5MHz で取れました。
どれも最大で5分くらいしか浮いていませんでした。

こんな感じです →  96.8MHz FM局〔31秒〕

ごく弱く、韓国なFM局がひしめいています。13:00 過ぎると入感しなくなりましたが・・・
このときの稚内のEs臨界周波数は10MHz超え(ここを参考)だったですが、だからといって、少なくとも当ロケーションではVHF帯のFM局がいつも入感するとは限らないです。

今日の札幌は午前中は暑かったのですが、午後になって、あちこちに積乱雲が出てきて、雷雨の兆候が出ています。

2006/07/13(木)元ラジオ少年日誌的アンケートから-読者層を知る

2006/07/13 23:46 コラム
さて、先日実施したアンケートの最初の4問は、 「どんな方々が見に来てくれるのかな?」を断片的に知るためのものでした。
以下、結果です。

設問 1 普段一番良く聞くラジオ放送はどれでしょうか?
長波   2 名  ( 5.00%)
中波   17 名  (42.50%)
短波   14 名  (35.00%)
FM   7 名  (17.50%)
業務用無線   0 名  ( 0.00%)
その他   0 名  ( 0.00%)

まぁ、回答者が誰だかすぐ判ってしまうものもあるんですが(笑
短波がそれなりの数なのは、やはり読者層ですね。
さすがに「業務用無線」という人はいませんでした(笑)

設問 2 夜になると、中波では遠距離の放送局が受信できることは知っていますか? 【必須】
知っている   38 名  (95.00%)
知らない   2 名  ( 5.00%)

これも読者層ですかね。
昔、韓国からやってきたネイティブな方で、ホームシック気味な方がおられて、 夜になると、「韓国のラジオが聞ける」と教えたら、大層驚かれてしまったことがあります。 その後、ホームシックを克服できたかどうかは知りませんが・・・

設問 3 昼間、突発的に近隣国のFM放送が受信出来ることがあることは知っていますか?
知っている   35 名  (87.50%)
知らない   5 名  (12.50%)

やはり読者層のなせる結果です。
意外と「知っている」の回答が多いのに個人的には変に安心しました(何をだ)

設問 4 外国の放送を妨害する目的の送信所があることは知っていますか?
知っている   37 名  (92.50%)
知らない   3 名  ( 7.50%)

「しおかぜ」の妨害がマスコミでも報じられていた時期でもあるので、 必ずしも実態を反映しているとも言い切れない面が若干ありますが、 「知っている」が大半で読者層がそれなりに玄人度が高いのかな、と見ています。

タイトルの「元ラジオ少年」という言葉から察していただけるかもしれませんが、 今となってはむしろ指導を仰いだり、教えていただくことの方が多いです(爆)。
ということで、残り3つの設問は、やや重い内容でもあるので、小出しに行きたいと思います。(^^)

2006/07/09(日)18MHz帯で

2006/07/09 16:04 SWL
アマチュア無線が混雑している状況を傍受(爆)。
今日は、14MHz帯、18MHz帯、21MHz帯あたりで国内が開けている模様。
(注:8エリアからの様子です)

今日の 18MHz帯は、当方では今まで聴いたこと無い盛況ぶりでした(爆)
#普段聞いてない(きっぱり)

14MHz帯と21MHz帯はコンテストのようだったですが、18MHz帯はそんな様子も感じられず。。
短波帯アマチュア無線バンドは、平日は閑散としていて、土曜・日曜はそれなりに混んでいるのが概ねの傾向ですが。

2006/07/07(金)生きていますが・・・

2006/07/07 21:48 コラム
風邪でダウンしてしまい、回復途上ですが、まだ通常営業ができません(爆)。
アンケートは最終的に総勢39名+1名(笑)の回答でした。ご協力ありがとうございます。

来週からぼちぼちとアンケート結果の私的批評など展開しようかなと ^^;
仕事は少しペースダウンしていますが、一応こなしています。が、 体調悪くて、ここのネタに出来るようなラジオな時間が取れないでいますorz

風邪でダウンしている間に北朝鮮のGP様はとんでもないことしてくれました(怒)
都合が悪くなるとなんでも 「日本が過去の清算をしないからだ」 と言い張る。
最近、中国ですらその言い草が通用しないことに気づき始めているのに。だ。
清算すればするほど、あちらから見える日本の罪は大きくなるらしいです。

心の問題を外交カードに使われると、とんでもないことになるいい見本です。。